大竹は、4年目の参加となる合同トレーニングで、和田氏の引退に伴い最年長となっています
和田氏からの指名で、自身と同じく早稲田大学出身のロッテ小島と共に「ダブル新塾長」としての役割を果たしています
参加選手は、楽天の早川、西武の隅田らを含む10人の大所帯で、既に小島と共に全体の練習メニューを作成
宿泊先や飲食店、練習場所の事務的な引き継ぎも行っています
今回のトレーニングには和田氏も引き続き参加しており、参加選手たちにとっては貴重な学びの場となっていますが、来年には新しい体制となる予定です
大竹は、「和田さんの考え方をしっかり受け継いで、自分が手本にならなきゃいけない」と自覚を持って取り組む姿勢を見せました
昨季、大竹は11勝を挙げ、師匠の和田氏への報告時には、「規定（投球回）と2桁勝利を達成できた」との言葉がありました
しかし和田氏からは、次の目標として「15勝」を期待されています
和田氏は、「勝てるだけの下積みはしてきた
2桁は絶対だ」と自信を持たせてくれるコメントを残しました
大竹は、「1月は地味なトレーニングが続くが、充実した毎日を送っている」と述べ、体力強化をメインにしたトレーニングに取り組んでいます
昨年、和田氏が大卒8年目に自己最多の17勝を記録したことを踏まえ、大竹もこの数字を一つの目標としています
「もし僕が17勝もしたら、チームは優勝する」との思いを胸に、精神的な面でも強さを養うことを誓いました
今後、「和田塾」の名称変更も検討されており、大竹らにはさらなる成果が求められることになりそうです
和田氏は、「30〜40人規模に拡大したい」という意向も示しており、新たな塾長の活躍が今後の発展に不可欠です
今回の大竹選手の自主トレーニング参加は、和田氏の教えを受け継ぎつつ新たな挑戦を象徴しています。自らの目標を明確にし、プレッシャーを感じながらも前向きに取り組む姿勢は、若手選手にとって大きな刺激となることでしょう。今後の彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ダブル新塾長とは？ - 「ダブル新塾長」とは、同時に二人が新しいリーダーとしての役割を果たすことを指します。大竹選手と小島選手がこの役割を担っています。
- 自主トレーニングとは？ - 自主トレーニングは、選手が自ら計画して行う練習のことを指します。チームから独立して、自分のペースで練習することができます。
- 規定投球回とは？ - 規定投球回とは、投手がシーズン内に投げなければならない最低限のイニングのことを示します。この数字に達すると、公式成績に記載されることが保証されます。
