阪神、CSファイナルステージ初戦を制し優位に立つ

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◇セCSファイナルステージ第1戦 阪神2―0DeNA(2025年10月15日 甲子園) 2025年のJERAクライマックスシリーズ(CS)セのファイナルステージが15日に開幕し、阪神がDeNAとの初戦を2-0で制した

この勝利により、阪神は1位のアドバンテージ1勝を加え、通算で2勝となり、残り5試合であと2勝すれば突破が決定する

先発投手の村上は、5回を投げて5安打無失点と好投を見せた

6回からは及川、石井の2人がそれぞれのイニングを無失点で抑え、9回は岩崎が締めくくる形で無失点リレーを完遂した

また、阪神の打線も6回に森下と小野寺が適時打を放ち、貴重な2点を奪った

セ・リーグの優勝チームがファイナルステージ初戦に勝利したのは、過去10チーム中、17年の広島を除けば全て成功しており、突破率は90%に達する

これにより、阪神が有利な立場に立ったと考えられる

試合を解説した元阪神監督の矢野燿大氏は、勝因として「村上、坂本の粘り」を挙げた

特に、村上は「緊迫した状況でも崩れず、カーブを含む4球を巧みに投げ分けた」という

また、捕手・坂本が投手村上を支えるインサイドワークの重要性に触れ、「全ての武器を使い尽くす姿勢が良かった」と評価した

村上は今季投手タイトル3冠を獲得した阪神のエースであり、矢野氏は「自信とマウンドでの冷静さが際立った

ランナーを出しても動揺しない凄さも見せた」と称賛の言葉を寄せた

今回の試合では、阪神が初戦を勝利したことにより、シーズン終了までの道のりが明るくなりました。特に村上投手の安定した投球と坂本捕手の的確なリードが勝因とされており、チームとしての戦略がうまく機能している印象を受けます。クライマックスシリーズのプレッシャーの中で、選手たちが高いパフォーマンスを発揮できたことは、今後の試合にも良い影響を与えそうです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは? 日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレーオフ制度で、リーグごとの優勝チームが日本シリーズに進出する権利を得るために戦う形式のことです。
  • アドバンテージとは? プレーオフにおいて、レギュラーシーズンでの成績に基づいて与えられる優位性で、通常は勝ち数が増えるなどの有利な条件が付与されます。
  • インサイドワークとは? 捕手が投手を支えるためのサインや配球の選択を含めた戦術的な働きかけのことを指します。

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