阪神・中川がCS初出場で初安打を記録、舞台を盛り上げる
「ＪＥＲＡ ＣＳセ・ファイナルＳ・第１戦、阪神２－０ＤｅＮＡ」（１５日、甲子園球場）大舞台でもその強心臓は光り輝いた
試合後の阪神・中川は、まだ興奮冷めやらぬ様子で取材に応じた
超満員となった甲子園には光が灯り、彼にとっての特別な瞬間が生まれた
中川はプロ４年目の２１歳という若手選手で、今シーズンは初めてのクライマックスシリーズ（CS）に出場し、その初打席で初安打を記録した
これまでのキャリアにおける成功のストーリーは、初出場、初安打、そして初本塁打と続いてきた
短期決戦での活躍は、彼にとって特別な意味を持つ
「自分の結果というよりは、出塁とかつなぐこと
勝ちに徹することを意識した」と中川は語る
彼は試合で「６番・左翼」として出場し、五回の先頭打者として打席に立った
そこでは、ＤｅＮＡのエースである東に対して、1-1からの3球目で宝刀とも称されるチェンジアップにしっかり対応
結果的に右前にヒットを放つことに成功した
シーズンを通して、中川は対左投手に対する打率が.310と非常に高い成績を残しており、今回が初対戦となった東相手にも左腕キラーとしての実力を見せつけることとなった
「本当にいい投手だったので、なんとか塁に出ることだけを意識しました
うれしいですけど…うれしかったですね」と、中川は自らの成長と勝利の喜びを語った
興奮の中、彼は試合後も勝利の余韻とともに、手に残る感触が今後の成長を促す糧になることを確信している
阪神の中川選手がクライマックスシリーズで初出場し、初安打を記録したことは、選手としての成長を示す素晴らしい瞬間です。特に大舞台での活躍は、チームにも良い影響を与えるでしょう。彼の言葉から、チーム勝利のための意識が感じ取れます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ（CS）とは？：日本のプロ野球において、レギュラーシーズンの上位チームが集まり、チャンピオンを決定する短期決戦形式のプレーオフです。
- チェンジアップとは？：投手が投げる球種の一つで、投球動作は速い球のように見せながら、実際には速度が落ちて打者を打ち取るための変化球です。
- 左腕キラーとは？：左投手に対して特に高い打率や成績を残す選手のことを指します。
