オリックス・森友哉、正捕手奪回へ向けた意気込みと自主トレーニングを公開

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オリックス・バファローズの捕手、森友哉選手(29)が、2025年シーズンの目標として「正捕手奪回」を掲げるとともに、自主トレーニングの様子を公にしました

この自主トレは沖縄の宮古島市にある伊良部島で行われ、チームメートの頓宮裕真選手(28)と共に練習に励む姿が見られました

森選手は昨シーズンにおいて、先発捕手として出場した試合数が47にとどまり、自己最高記録の126試合に先発出場した2019年や118試合の2021年とは対照的な結果となりました

新たなシーズンへの意気込みを示した森選手は、「ケガなく1軍に居続け、100試合スタメンでマスクをかぶれたら」と語りました

彼の体力向上を目指すトレーニングは、股割り姿勢を維持するスタートから始まり、その厳しさが伝わってきます

「うわーっ!やばい、これ!」と叫ぶ森選手の姿には、捕手としてのこだわりと向上心が感じられました

森選手はプロ通算11年で129本塁打を放つ「打てる捕手」として知られていますが、捕手として100試合以上に先発したのは2度だけと意外にも少ないのが実情です

昨シーズン、先発マスクをかぶったのは若月選手が87試合で最多で、森選手はわずか47試合

日々の努力の中で、若月選手との切磋琢磨(せっさたくま)も重要視しています

「ワカも僕をライバルと思ってくれている」と言い、競争意識を持ちながら自身の成長を促しています

伊良部島での自主トレは「原点回帰」をテーマにしたトレーニングが中心で、昨年のケガを防ぐために体幹トレーニングやストレッチも重視しています

森選手は「下半身と体幹、背中を鍛えながら」と話し、今シーズンに向けた体調管理に余念がありません

2024シーズンは117試合に出場し、打率2割8分1厘、9本塁打、45打点を記録した森選手ですが、2025年には自己最高の打撃成績を目指しています

「本来であれば、頓宮に打ってもらいたい」と述べる通り、チーム全体での奮起も期待しつつ、自分の数字を超える努力を続けています

森友哉選手が自らの置かれた状況に危機感を持ち、正捕手奪回のために努力を重ねる姿勢はとても素晴らしいです。特に、若月選手との競争を前向きに捉え、互いに切磋琢磨する関係性が結果につながる可能性を感じさせます。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は、野球において投手の投げた球を受け取る役割を持つ選手であり、キャッチャーとも呼ばれます。試合の中で多くの戦略を考えながらプレーします。
  • 正捕手とは?正捕手は、そのチームにおいて主にスターターポジションで出場する捕手のことを指し、チームの信頼が置かれた重要な役割の選手です。
  • 自主トレーニングとは?自主トレーニングは、選手がトレーナーに指導されず自らの意志で行うトレーニングのことで、特にオフシーズン中の体力維持や技術向上に使われます。

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