ソフトバンク・モイネロ、ピンチを乗り越え無失点完投で勝利に貢献

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◇パCSファイナルステージ第1戦 ソフトバンク2―1日本ハム(2025年10月15日 みずほペイペイD)ソフトバンクの左腕投手モイネロが、パシフィックリーグのチャンピオンシップファイナルステージの初戦において、驚異的な投球を披露しました

モイネロは、この試合で7イニングを投げ、5安打を許しながらも得点は一切許さず、最終的にチームの2―1での勝利に貢献しました

試合後、モイネロは「自分の調子がいい感じではなかったですが、ゼロでいけたのが良かったし、勝ちにつながって良かったです」と語り、冷静に自己評価を行いました

試合開始早々の初回に2四死球と自身の失策で2死満塁のピンチを迎えましたが、キャッチャーとしても実力を発揮する清宮幸を初球のカーブで一ゴロに仕留め、危機を脱しました

さらに5回には1死三塁の場面でカットボールを駆使し、レイエスを浅い中飛に打ち取り、続く郡司も三ゴロに抑えることで、さらなる得点を許さない奮闘を見せました

苦しい制球感の中でも、モイネロは「先を考え過ぎずイニングごと、一人ずつアウトに取っていく考えが良い結果につながった」と、冷静な心構えが重要であったと振り返っています

小久保監督は「本来の調子には程遠いでしょうが、それでもゼロに抑えるのがモイネロの真骨頂です」と称賛の意を表しました

モイネロは、レギュラーシーズンでも日本ハムから4勝を挙げており、その頼もしい存在感が新庄ファイターズの勢いを抑える要因となったのです

試合を通じて、モイネロは尻上がりに調子を上げ、6、7回には打者6人を完璧に抑え、4三振を奪う圧巻のパフォーマンスを見せました

今後の試合でもその実力を存分に発揮することでしょう

モイネロの今試合での結果は素晴らしいものでした。調子に苦しみながらも、重要な場面でしっかりと抑えるその姿勢は、チームにとって非常に頼もしい存在となっています。試合の流れを理解し、一球ごとに集中する姿勢が勝利に結びついたと考えます。
キーワード解説

  • 無失点とは?試合中に相手チームに得点を全く許さないことを指し、ピッチャーの重要な評価基準の一つです。
  • イニングとは?野球の試合において、各チームが攻撃と守備を交互に行う単位のことで、通常は1イニングあたり3アウトが取れるまで続きます。
  • 三振とは?打者がバットでボールに触れず、ストライクが3回取られることを指し、アウトになります。

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