東京ヤクルトスワローズは15日、埼玉・戸田球場で秋季練習を開始しました
2軍監督から昇格した池山隆寛新監督(59)は、練習前の挨拶で来季のテーマとして「対話」「笑顔」「元気」を掲げました
これは選手たちとのコミュニケーションを大切にし、明るい雰囲気の中で練習を進めることを目指しています
池山監督はまた、投手陣の柱候補として高橋奎二投手(28)と奥川恭伸投手(24)に期待を寄せています
ヤクルトは2年連続で規定投球回到達者および2桁勝利達成者を欠いており、この現状を改善するために、エースの育成に力を注ぐことが求められています
池山監督は「気持ちが引き締まるというか、非常に爽快感がある」と新たな監督としての心境を語りました
過去の多くの経験が彼を支えていますが、特に「自覚と責任」を持ってエースとしての役割を果たすことが求められる選手たちに対しては、厳しい期待を寄せています
今シーズンは57勝79敗7分けでリーグ最下位に終わり、特に防御率3.59の投手陣がワースト評価を受けました
救援陣では星投手(44試合、1.67)や荘司投手(45試合、1.05)などが奮闘していますが、先発陣の立て直しは最重要課題とされています
今後、池山新監督は、先発陣の信頼を確立することに取り組み、選手それぞれに8回や9回まで投げてもらうことを目指します
吉村や小川、高梨、さらには球界最年長の45歳左腕・石川投手の活躍も期待されています
池山新監督はこれから、この使命を果たすことが求められ続けることになるでしょう
新たに監督に就任した池山隆寛氏が掲げる「対話」「笑顔」「元気」は、選手のモチベーションを高める狙いがあります。特に投手陣の立て直しが急務ですが、新監督が掲げるテーマが効果を発揮し、来シーズンの戦績改善につながるか注目です。
キーワード解説
- 対話とは?選手と監督のコミュニケーションを重視することで、チームが一丸となることを目指します。
- エースとは?チームの中で最も信頼される先発投手のことを指し、重要な試合での投球が期待されます。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標で、投球回数に対してどれだけの失点をしたかを計算した値です。

