この球場は、来る3月の開業に向けての試験的使用となり、非公開の中で行われた
初日の練習を視察した阿部慎之助監督は、ドラフト1位で指名された石塚裕惺内野手(18歳、花咲徳栄)に対して好印象を抱き、「ありのまま」を大切にするようにとアドバイスを送った
新球場で新たなスタート
石塚選手は新しい人工芝の心地よさを実感し、「自分たちが一番初めに練習することを誇りに思います」と述べたまた、彼は東京ドームでのプレーを目指す意気込みを語り、そこに長くいることなく、すぐに実力を示したいと強調した
阿部監督は彼の練習ぶりを見て「ちゃんと練習してきたんだな」と評価し、選手にとってのモチベーションとなる重要な意見を述べた
熱願冷諦の精神が根底に
ドラフト2位で指名された浦田選手と共に、石塚は新調した坂本選手モデルのグラブでキャッチボールを行ったグラブには「熱願冷諦(ねつがんれいてい)」という言葉が刻まれており、これは自己の熱意を持ちながらも冷静に物事を見つめる姿勢を表している
阿部監督との意思疎通やコミュニケーションの大切さについても言及し、自己紹介の場では一歩前に立ち、自分を表現する難しさを実感したという
他のルーキーとの交流と成長
石塚は他のルーキー達、特に浦田選手や荒巻選手の優れた素質を感心しつつ、自身も成長を遂げたいとの想いを持つ自主トレ中には首脳陣へのアピールの場であり、怪我を避ける重要性を理解しながらも最大限の努力をしていく決意を固めているに違いない
過去の巨人高卒ドラ1選手と比較
選手名 | 年 | 特徴 |
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松井 秀喜 | 1993年 | フルメニューを消化、体調不良から復帰 |
坂本 勇人 | 2007年 | 緊張しつつもトレーニングを実施 |
大田 泰示 | 2009年 | 経験豊富で安定感があった |
岡本 和真 | 2015年 | 強烈なスイングを披露し評価された |
今後の成長が期待される石塚選手の活躍に注目が集まる
巨人の新人合同自主トレでの石塚選手の初日を振り返ると、彼の夢と希望が伝わってきます。新球場での練習を誇りに思い、阿部監督の言葉に刺激を受けつつ、彼はもはや憧れの選手を追いつこうとしています。自己紹介でも自分を表現することの難しさを実感しつつも、しっかりとした目標を持ちながらプロとしての第一歩を踏み出している姿は非常に印象的です。
キーワード解説
- 新人合同自主トレとは?:新人選手が合同で行う自主トレーニングを指し、監督やコーチにアピールする貴重な機会を持つこと。
- 阿部慎之助監督とは?:元プロ野球選手で、現在は巨人の監督を務めている人物。
- 坂本選手モデルのグラブとは?:巨人のエース・坂本勇人選手の使用しているグラブを指し、高い性能とデザインが特徴。
- ジャイアンツタウンスタジアムとは?:巨人の新しいファーム球場で、選手たちの成長を期待されている練習場。