プロ野球ドラフト待ちの高橋隆慶選手、成長を遂げて新たな挑戦へ
2025年10月23日に開催されるプロ野球ドラフト会議を控え、注目を浴びる選手がいるJR東日本の高橋隆慶内野手（23歳）は、プロ入りに向けた準備を着実に進めている
今シーズン、彼は社会人野球の中でもトップクラスの都市対抗大会に出場し、10打数5安打1打点という素晴らしい成績を収めており、これによりプロ野球球団からの指名が期待されている
昨シーズンの成果と成長の過程
高橋選手は、大学時代にプロ志望届を出すも指名漏れの悔しさを味わった経験がある「大学では自分が長打を打てると思い込んでいたが、社会人では打率が求められる」と語り、彼のアプローチは明らかに変化した
特に、昨年のJABA東京大会での試合経験が彼に思いを改めさせた
「思い切り振らなくてもホームランが打てる」という実感を持ち、その結果、スイングの精度を高めることに注力するようになった
高橋選手の打撃スタイル
今シーズンはオープン戦を含め、11本のホームランを打ち上げた高橋選手だが、「ホームランアーチスト」としての評価には一線を画す姿勢が伺える「低く鋭い打球で内野の間を抜くのが理想」とし、目指す選手像は、中大の先輩である森下翔太選手（阪神）や牧選手のような勝負強さを持った強打者だ
また、趣味はテレビゲームとスマホゲームで、157センチ94キロという体格の持ち主だ
高橋選手のこれから
プロ野球ドラフトに向け、高橋選手の成長と今季の成績は確実に彼を候補者リストの上位に押し上げている彼の「感謝」という言葉に込められた思いが、次なるステージでの成功を実現する一歩となるだろう
- 高橋 隆慶（たかはし・たかのり）
- 2001年12月21日生まれ、茨城県古河市
小学3年から野球を始める
中大を経て、JR東日本では長距離砲として4番に座る
昨年のU23W杯優勝メンバーである
キーワード解説
- プロ野球ドラフトとは？プロ野球に選手を指名して加入させるための会議のことです。この会議では、各球団が将来有望な選手を選ぶことができます。
- 長距離打者とは？ホームランを多く打つことができる選手を指します。力強いスイングでボールを遠くに飛ばす能力が求められます。
- 都市対抗野球とは？企業チームが参加する野球大会で、社会人野球の中でも特にレベルが高いとされています。各社から選ばれた代表チームが戦います。
- 打率とは？選手が打席に立った回数に対して、何回ヒットを打ったかを示す指標です。打率が高いほど、ヒットを打つ確率が高いことを意味します。
