ヤクルト長岡、秋季練習で打力向上を目指す努力を継続

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ヤクルトの内野手、長岡秀樹選手(24)が秋季練習を通じて自身のバッティング力強化に取り組んでいる

埼玉県戸田市にある室内練習場で行われた練習の中で、長岡選手は「やっぱりバッティングの方がメインになってくると思う」と語り、打撃成績の向上に意欲を見せた

長岡選手は昨シーズン、打率.288を記録し、163安打で最多安打のタイトルを獲得した

しかし、今シーズンは右膝の後十字靭帯損傷により67試合の出場にとどまり、打率は.243と落ち込んだ

これによって、昨年と今年の成績の違いを分析する必要があると感じ、「ある程度、仮説じゃないですけど、分析できたつもりです」と明確な課題に立ち向かう姿勢を示した

自身の昨年と今年の試合映像だけではなく、同じ左打者たちのスイングも繰り返しチェックしたという

阪神の近本選手、中野選手や、巨人の吉川選手、ソフトバンクの近藤選手や柳町選手など、彼らのフォームを分析する中で「何が僕と違うのだろうな」と疑問を持ち、思考を巡らせた

その結果、「振り出しの形」や「トップの位置」など、改善すべきポイントを特定

シーズン中に気づかなかった「ズレ」を発見したことには悔しさも感じているが、オフシーズンに取り組むべき方向性が見えてきたことが収穫だと語った

加えて、チームは池山隆寛監督(59)の新体制へと移行している

長岡選手は自らのルーキー時代を振り返り、「当時2軍監督だった新指揮官には成長を後押ししてもらった」と感謝の意を示した

監督の情熱に触れ、「しっかりついていけるように、監督に必要とされる選手になれるように頑張りたい」と意気込みを語った

長岡選手は今オフも、レギュラー獲得を目指して自己成長を続ける構えを見せている

長岡選手は、昨シーズンの成功から一転して今シーズンは苦しんだことを認識し、自己分析を深めています。また、秋季練習を通じて新たな課題を発見し、次のシーズンに向けた成長を目指す姿勢は非常に好感が持てます。新監督のもとでの挑戦がどのような成果をもたらすのか、今後の動きに注目したいです。
キーワード解説

  • 打率とは? 打率は、選手が何回打席に立ったかに対するヒットの割合を示す数値で、高いほど優れた打撃能力を示す。
  • 靭帯とは? 靭帯は、骨と骨を結んでいる結合組織で、関節の安定を保つ重要な役割があります。特に後十字靭帯は膝の内部に位置しており、膝の動きに大きく関与しています。
  • フォームとは? 野球におけるフォームは、打者や投手がボールを打つ、または投げるための身体の構えや動作のことを指し、適切なフォームを持つことはパフォーマンスを高めるために重要です。

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