阪神・森下翔太が延長サヨナラ本塁打でクライマックスシリーズ突破に王手

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◇○阪神5―3DeNA●(16日・甲子園) プロ野球セリーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦で、阪神タイガースが横浜DeNAベイスターズを5-3で下し、森下翔太選手が延長戦でサヨナラの2点本塁打を放った

これにより、阪神はクライマックスシリーズの突破に王手をかけた

試合は3-3の同点で延長に突入

阪神は十回表、先頭打者として出場した中野拓夢選手が安打で出塁

その直後、森下選手が打席に立ち、下位打線を支える形で4番の佐藤輝明選手につなぐ意識で打った

相手ピッチャーの佐々木千隼選手が放った初球のスライダーをしっかりと捉え、打球は甲子園の深い左中間席へ飛び込んだ

森下選手は「拓夢さんが出てくれたおかげで、自分もいい結果を残せました

最高の形にできた」と、試合後のインタビューで喜びを表明

球場には午後10時を過ぎていたため、観客は鳴り物を使わずに声や拍手で選手を応援し、まさに「球場と一体となった」攻撃だったと振り返った

今季、森下選手は本塁打と打点の2冠に輝いた佐藤選手と打点王争いを展開しており、勝負強い打撃でチームを支えてきた

「サヨナラホームランは自分の記憶では初めて」と、高揚感を隠せない様子で語った

大舞台でのその勝負強さが再び発揮された瞬間だった

阪神が延長戦での勝利を収めたこの試合は、森下翔太選手のサヨナラ本塁打というドラマティックな展開が印象的でした。夜遅くにもかかわらず、観客は声援を送り続け、その一体感が選手に力を与えたのだと思います。プロ野球はこうした大技や選手たちの努力の積み重ねで成り立っていることを改めて感じさせられました。
キーワード解説

  • サヨナラ本塁打とは?:試合が同点や1点差で進行中、最終回または延長回に出た本塁打がそのまま勝利を決定づけるもの。試合のクライマックスとも言える瞬間で、チームやファンにとって特別な価値がある。
  • クライマックスシリーズとは?:日本プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフ形式の試合。各リーグの上位チームが進出し、日本シリーズへの進出権をかけて争う。
  • スライダーとは?:野球の投球で使用される球種の一つ。ボールが鋭く横に曲がる特性を持ち、打者にとっては捉えづらい球。この球を打つのは難易度が高い。

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