阪神・及川雅貴、クライマックスシリーズで連続勝利投手に

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阪神タイガースの及川雅貴投手(24)は、2025年10月16日に甲子園で行われた「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第2戦において、6番手として登板し、2試合連続で勝利投手に輝きました

及川は、前日に続き、ポストシーズン初白星を上げつつ、延長戦の要所を制する試合運びを見せました

15日の試合では、同点のまま迎えた6回から1回2/3を投げ切り、無失点で試合を締めました

この日は延長10回を三者凡退で抑え、劇的なサヨナラホームランを演出しました

試合の進行

先発の才木は5回終了時点で3失点し、マウンドを降りましたが、阪神は藤川阪神が好む継投策でリカバリー

6回からは畠、7回に湯浅、岩貞が続き、8回には佐藤輝の適時打で試合を同点に持ち込みました

9回には石井が登場し、一気に優位に立つための布石を打ちました

及川の圧巻の投球

延長10回、マウンドに上がった及川は、先頭打者の桑原を見逃し三振に仕留め、神里を三邪飛で抑え、4番筒香も3球で空振り三振

横浜高校の先輩である筒香を2打席連続で打ち取る圧巻の投球を披露しました

及川は試合後、「ボール先行にすることもなく3人で切れたことがよかった」とコメント

仲間の力を強調しました

今季の業績
今季の及川は6勝、46ホールドに加え、防御率は驚異の0.87

NPB記録を樹立した18試合連続ホールドの成績を誇り、最優秀中継ぎ投手のタイトルを手にするなど、チームの信頼のおける存在です

藤川監督も彼の成長を高く評価しています

サヨナラの瞬間、歓喜の輪に少し遅れた及川は、「水を準備していて遅れてしまいました

ナイスゲームでした」とにっこり

彼の表情には、充実感が溢れていました

及川雅貴投手の活躍は、阪神の高い期待に応えるものとなりました。彼は安定した投球で試合を支え、特に延長戦での投球はチームにとって大きな安心感をもたらしました。この若手選手の成長は、今後の阪神にとっても大きな力となるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフのことで、各リーグの上位チームが争います。
  • ホールドとは? リリーフ投手が試合を投げてリードを守り、勝利を導いた回数を指します。特に重要な場面での投球を評価する指標です。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングに対して、どれだけの得点を許したかを示す数字で、低いほど良い成績とされます。

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