この結果、ソフトバンクはアドバンテージの1勝を含む3連勝となり、日本ハムは後がなくなりました
野球評論家であり球団OBの柏原純一氏は、日本ハムの攻撃陣に対し「このまま終わるのか?」と奮起を促しました
第1戦に引き続き、この試合も投手戦となり、ソフトバンクの先発・有原と日本ハムの福島は互いに譲らぬ戦いを繰り広げました
福島は6回で降板した有原よりも長く投げ、8回途中までマウンドに立つという好投を見せました
彼は125球を投げ、3安打10奪三振という成績を残しましたが、序盤の得点機を活かせなかった日本ハムにとっては無情な結果となりました
福島の後を受けた2番手・上原は、チームの中心選手である柳田に決勝の3ランホームランを浴びてしまいます
日本ハム打線は、初回と4回、6回に得点のチャンスがありましたが、犠飛でも1点入る場面を逃し、流れは相手に傾いてしまいました
特に心配されるのが、4回および6回の攻撃で凡退し、途中交代となった捕手・郡司裕也選手(27)の状態です
ファーストステージでは高打率を記録しましたが、ファイナルステージでは8打数無安打と苦しんでいます
郡司はコンタクト能力に優れ、今季はチーム4位の42打点を記録していますが、彼に対する相手バッテリーの研究が進んでいるため、対応に苦しんでいる様子です
セリーグファイナルではソフトバンクに全敗した昨年の記憶がよみがえりますが、今年は試合内容が拮抗しており成長を見せています
特に、若手先発陣の福島や達が良い投球を見せていることは頼もしい材料です
しかし、日本ハムとしては得点を上げることが急務です
得点することは簡単ではなく、リードを奪わなければ状況は好転しません
大舞台を経験した野手陣の成長を、果たして結果として残せるのか、次戦以降の戦いに注目です
今回の試合は、ソフトバンクの強さが際立った一戦でしたが、日本ハムは今後の試合で何か打開策を見つけ、得点を上げる必要があります。特に、郡司選手の復活がチームの流れを変えるポイントとなるかもしれません。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球のポストシーズンで、リーグ優勝チームが日本シリーズ進出を決めるためのプレーオフです。
- 投手戦とは?:両チームの投手が好投し、得点が少ない試合を指します。
- 打点とは?:選手が打ったことでチームに得点をもたらした数を示します。

