阪神、延長戦で劇的なサヨナラ勝ちを収め日本シリーズ進出に王手

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 「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神5-3DeNA」(16日、甲子園球場)が行われ、阪神タイガースは延長十回無死一塁から、森下翔太外野手(25)が左中間にサヨナラ2ランホームランを放ち、試合を決定づけた

これにより、阪神はアドバンテージの1勝を含む通算成績を3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた

 デイリースポーツ評論家の井川慶氏は「劇的なサヨナラ勝ちの分岐点は無死二、三塁を抑えきった八回表」と指摘する

阪神にとってこの勝利は非常に重要な瞬間となった

勝負を決めた森下選手の本塁打はその後の展開を一変させ、逆転をもたらす要因となった

八回表の防御が勝利を呼んだ

 試合の流れを変えた八回表には無死二、三塁の絶好の得点機を迎えたDeNAに対し、阪神の湯浅投手がプレッシャーに打ち勝ち、牧選手を初球高めに浮いたフォークボールで浅めのライトフライに仕留めた

このプレーが試合の分岐点であったと多くの専門家が評価している

 牧選手が打ち損じた要因としては、湯浅投手の攻めの姿勢が功を奏したとの声もある

普段なら逃げ腰になるプレッシャーの中、ゾーンに投じることで出塁を阻み、続く山本選手には低めに制球されたフォークで三ゴロ、代わった岩貞投手は石上選手を空振り三振に抑えるなど、継続して無失点を維持した

 この日の投手陣は連投の石井投手と及川投手も含めて見事な投球を見せ、藤川監督の戦略に応えたことが大きな勝因となった

今回の試合は阪神にとって非常に重要な勝利となりました。サヨナラ勝ちは選手やファンにとって特別な意味を持ち、チームとしての士気を大いに高める結果となるでしょう。特に八回表の守備が試合の分岐点であった点は、今後の試合に向けた自信を与えたと言えるでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラホームランとは?試合の終盤において同点であった状況から、勝利に繋がるホームランを打つことを指します。
  • 延長戦とは?試合が引き分けとなった場合に行われる追加のイニングで、勝者を決めるために実施される時間です。
  • リリーフ投手とは?先発投手が交代した後にマウンドに上がる投手のことを指し、ゲームの後半を守る重要な役割を担います。

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