彼は７回途中までに3点を失い、2死満塁のピンチを残したまま降板した
試合初回、1死一、三塁の場面で郡司選手に先制の犠牲フライを許し、4回にはレイエス選手に左中間へのソロホームランを浴び、その後も7回の先頭打者山県選手に再びソロホームランを被弾した
この後、上沢はピンチを迎え、2死三塁の場面で田宮選手とレイエス選手に連続して四球を与えたところで降板を告げられた
後を受けた救援投手の木村光が走者一掃の二塁打を許し、最終的に上沢は6失点という結果となったものの、126球を投げて毎回の10奪三振を記録し力投を見せた
今シーズンのレギュラーシーズンにおいて、上沢が23年まで在籍した古巣との対戦は実質1度だけだった
5月1日に敗北を喫したことから、優勝争いの重要な場面で直接対決のマウンドに立つことはできずにいた
上沢は「投げたかったという思いが強かった
一緒にやっていたチームメートも多いので個人的には楽しみだった」と語っていたが、大一番の雪辱は果たせなかった
上沢投手の今回の試合は、期待が大きかっただけに結果に悲しみが残るものでした。今後さらなる改善が期待されますが、試合中の投球内容は彼の実力をしっかり示していました。この経験を生かして次の機会に期待しましょう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プロ野球のポストシーズン形式で、各リーグの優勝チームが日本シリーズへの進出を賭けて戦う、重要な試合が定められています。
- 奪三振とは？投手が打者を三振でアウトにすることを指し、投手の実力を示す重要な指標の一つです。
- 犠牲フライとは？打者が外野に打球を飛ばし、走者がその間に進塁するプレイで、得点を稼ぐために戦略的に行われます。
