DeNA、三浦監督がラスト采配でCS敗退 横浜奪首の夢散る

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今季限りで退任するDeNAの三浦大輔監督(51)が率いるチームは、17日に甲子園球場で行われた「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦」で、阪神タイガースに0-4で敗れ、連続しての3連敗でクライマックスシリーズ(CS)からの敗退が決定しました

この結果、昨年の下克上を再現することは叶いませんでした

試合後、三浦監督は阪神の藤川球児監督からサプライズで花束を渡され、互いに笑顔で言葉を交わしました

スタジアムには大きな拍手と「三浦コール」が響き渡り、ファンは最後の試合に感謝の意を表しました

今シーズン、三浦監督は就任5年目を迎え、チームはプレーオフの出場権を掴むために重要な2位を確保していましたが、チームのリーグ優勝を逃したことで責任を取る形で監督退任を申し出、球団がこれを承認しました

三浦監督は、2016年に現役引退後、2020年のオフに監督に就任しました

初年度は最下位に終わりましたが、以後は安定した成績を残し、特に昨季のクライマックスシリーズでは3位から日本一を達成する快挙を成し遂げました

しかし、今季は「リーグ優勝」に強いこだわりをもって臨み、「横浜奪首」というスローガンを掲げるも、再び優勝を果たすことはできませんでした

今季のチームは、三浦監督の指導のもとで公式戦での成績が向上し、昨季に次ぐ安定したプレーを見せましたが、CSでの突き抜けたパフォーマンスを発揮できず、夢の実現はまた次のシーズンに持ち越されることとなりました

今回の試合でのDeNAの敗退は、ファンにとって非常に残念な結果となりました。しかし、三浦監督がチームにもたらした成績の向上や、日本一の経験は、今後のDeNAにとって貴重な財産になるでしょう。次のシーズンに向けてどのようにチームを再編成し、ビジョンを展開するのかが楽しみです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本プロ野球において、リーグ優勝チームとプレーオフを戦うチームが対戦し、日本シリーズへの出場権を争う一連の試合のこと。
  • 横浜奪首とは?:今季のDeNAが掲げたスローガンで、リーグでの首位を奪還するという意味が込められている。

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