これによりアドバンテージを含め、戦績は1勝3敗となっています
この試合で打撃面でのヒーローとなったのは、これまで調子を欠いていた4番打者の郡司選手です
初回に先制点をもたらす右犠飛を放つと、七回には走者をすべて返す3点適時二塁打を打ち、試合を決定づけました
前日の試合では好機で凡退し、悔しい途中交代を余儀なくされた郡司選手ですが、4番としての責任を果たす見事なパフォーマンスを見せました
郡司選手は試合後、「昨日打てや、っていう(笑)」と自虐的に振り返り、「今日打てなかったら、切腹くらいの覚悟で挑みました
チャンスが降りてくるのは僕にはあると思っています」と、試合にかける強い思いを明かしました
シーズン中は主軸打者として活躍したものの、CSファイナルでは思うような結果が出せない場面もありました
前日の途中交代により、自身の立場が危ぶまれた郡司選手ですが、この試合前に監督からの励ましのメッセージがあり、再び意気込む力となったとのことです
「今日は外されるかと思ったが、監督からメッセージをもらい、自分がいかに大切だったかを改めて認識しました
その思いを受け止めて試合に臨みました」とコメントしました
今回の試合は、日本ハムにとって重要な勝利となりました。特に郡司選手の活躍が際立ち、彼が自信を持って打席に立てる背景には、監督やチームの支援があることが確認できました。今後の試合でもこの調子を維持できるかが注目です。
キーワード解説
- CSとは? CSは「クライマックスシリーズ」の略で、プロ野球におけるポストシーズンのプレーオフを指します。各リーグの上位チームが出場し、勝利を目指して戦います。
- 右犠飛とは? 右犠飛は、打者が右方向へ打った飛球で、走者がホームを踏むための犠牲となるアウトを意味します。得点に結びつくため、『犠牲フライ』とも呼ばれます。
- 適時二塁打とは? 適時二塁打は、走者が得点することを可能にする打撃で、打者が二塁まで進むことができるヒットを意味します。得点に直結する重要なプレーです。

