ソフトバンク、クライマックスシリーズ第3戦での敗戦を糧に再起を誓う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ 第3戦 ソフトバンク0―6日本ハム(17日、みずほペイペイドーム) 【コラム/好球筆打】 この日の試合は、ソフトバンクが6点の大差で屈した

短期決戦の重要性を考えると、ここでの敗北は痛手であるものの、今後の試合に向けての切り替えが不可欠だ

王球団会長は試合後、「今日は仕方ない

(先発の)伊藤にうまくやられたね

そんなに力を入れたような投球じゃなかったけど、まあ切り替えて

また明日行きましょう」と述べ、冷静に次に向けた意気込みを示した

敗戦の悔しさは選手たちにもあったようで、9回の大差の場面でも、諦めることなくベンチから声を出していた

この姿勢が次の試合につながることを期待したい

勝利を手繰り寄せるためには、自分たちのペースを保つことが重要である

今季のソフトバンクは、先取点を奪うことで成功を収めてきた

レギュラーシーズンでは、先制点を取った試合で87勝中59勝を記録している

王会長も「明日は先制点を取ろう」と選手たちを鼓舞した

さらに、六回終了時にリードを保っていた試合では67勝4敗という圧倒的な勝率を誇っている

中継ぎ陣の藤井、松本裕、杉山を投入できる展開に持ち込むことがCS突破の鍵となるだろう

一方、セ・リーグでは阪神が見事なパフォーマンスでCSを突破し、日本シリーズ進出を決定した

ソフトバンクは、ここで足を止めている場合ではない

日本一を目指して、戦い続けることが求められる

今回の試合はソフトバンクにとって厳しい結果となったが、選手たちの諦めない姿勢には感心させられました。次の試合にどう活かすか、チームの結束力が試される時です。王会長の言葉からも、冷静さを失わずに前向きに進む姿勢が見て取れます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンにおいて、各リーグの上位チームが優勝を争うトーナメント形式の試合です。
  • 先取点とは?試合開始後、最初に得点をしたチームのことで、勝利に向けての重要な要素となります。
  • 中継ぎ陣とは?先発投手と抑え投手以外の投手たちを指し、試合中に重要な場面で登板して試合を維持する役割があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。