巨人・岸田行倫捕手、侍ジャパン強化試合に向けて意欲的な練習再開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
巨人・岸田行倫捕手が18日、川崎市のジャイアンツ球場で練習を再開した

これは今季最終戦からの休養を経てのもので、彼は11月15日と16日に行われる強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」に向けて準備を進めている

岸田選手は「アピールできるよう準備したい」と意気込みを語った

練習では室内でのキャッチボールや軽いノックを行った後、トス打撃やフリー打撃で汗を流した

トス打撃とは、球をトスで投げてもらい、打つ練習のことだ

この練習は、打者がボールに集中しやすく、スイングのフォームを確認するのに適している

練習終了後、岸田選手は今季の振り返りを行い、「出番が来たとき、ある程度の力を出せた」とコメントした

シーズンの初めは出場機会が限られていたが、後半にはレギュラーとして87試合に出場

打率は2割9分3厘で、得点圏の打率は3割5分9厘と高い数字を記録し、勝負強さが際立った

また、守備においても盗塁阻止率がリーグ2位の4割1分9厘という成績を残している

「打撃でも守備でも貢献できている」という岸田選手にとって、飛躍の1年となった

その努力が実を結び、岸田選手は日本代表に再び選出された

「ユニホームを着たい気持ちが強くなっていた」と語る彼にとって、喜ばしい出来事であった

先日行われたクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージでは、同じ代表メンバーの阪神・坂本誠志郎捕手を注視し、DeNA打線に対する彼の捕球術と戦略を研究してきた

岸田選手は「全く反応できない三振を取ったり、カウントの作り方、進め方はすごい」としっかりと対策を練っている

巨人で培った自信を持って、侍ジャパンでもその力を発揮できるかが注目される

帰路の際には、代表経験のあるベテラン・丸佳浩外野手から「いってらっしゃい! 侍の正捕手でしょ?」と励ましの言葉をもらい、準備が始まっている

岸田選手の努力と成長が見える記事であり、今後の侍ジャパンでの活躍に期待が高まる。技術だけでなく、彼のメンタル面も強化されていることがうかがえ、新たな挑戦に向けた準備が着実に進んでいると感じた。特に、他選手の研究を行っている姿勢からは、さらなる飛躍が期待される。
キーワード解説

  • トス打撃とは? 打者が球をトスで受けて打撃練習を行う方法で、重点的なスイングの確認に役立つ。
  • 得点圏とは? 得点圏とは、得点を挙げる可能性が高い場所であり、通常は二塁または三塁に走者がいる状態を指す。
  • 盗塁阻止率とは? 捕手の守備成績の指標で、相手選手が盗塁を試みた際にどれだけの割合で成功を防いだかを示すもの。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。