岸田行倫、ジャイアンツ球場で練習再開 – 侍ジャパン強化試合へ意気込み

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日本代表野球チーム「侍ジャパン」に選出された読売ジャイアンツの捕手、岸田行倫(29)が、休養期間を経て18日にジャイアンツ球場での練習を再開しました

この日は、室内練習場でキャッチボールやノックを行い、その後は打撃練習をおこない、約1時間にわたり集中して汗を流しました

成長を実感する岸田

練習後の取材では、岸田は今季の前半を振り返り、「試合に出れない中で自分なりに準備をしていた結果、出番が来たときに自分の力を示すことができた

バッティングや守備の面でもチームに貢献できたと実感している」と語りました

正捕手としての役割

開幕当初は昨オフに加入した捕手の甲斐にスタメンマスクを譲っていましたが、シーズン後半には甲斐が怪我で一軍を離脱し、岸田も正捕手としての役割を多く担うことになりました

今シーズンは87試合に出場し、打率は2割9分3厘であり、本塁打と打点で自己最多の成績を更新したほか、守備面でもセ・リーグ2位の盗塁阻止率を記録するなど、存在感を示しています

他選手から学ぶ姿勢

クライマックスシリーズのファーストステージが敗退した後も、岸田は他チームの選手のプレーを観察しており、「阪神の坂本(誠志郎)さんがどれだけ巧妙にリードしているかを見ている

三振を取る際のバッターの反応を鈍らせるリード技術など、学びを深めている」と述べました

侍ジャパン強化試合への意気込み
来月には侍ジャパンの強化試合が予定されており、これを成長のための重要なステップと位置づけています

「無駄にせずアピールをしていきたい

いろいろな人の意見を聞いて、自分の成長に活かしたい」と、岸田は意気込みを見せました

岸田行倫選手の再開練習は、彼の成長を象徴するものです。試合に出られない時期も自分の準備を怠らず、出番のときにはしっかりと結果を出しているとのことで、他球団の選手からも学ぶ姿勢が見られます。特に侍ジャパンへの強化試合に向けた意気込みは、さらなる成長への強い意志を感じさせます。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は野球において投手の次に重要なポジションで、投球指示やリードを行い、守備を支えます。
  • 打率とは?打率は選手が何回打席に立ったかに対して、いくつヒットを打ったかを示す数字で、選手の打撃力を表します。
  • 盗塁阻止率とは?盗塁阻止率は捕手がどれだけ盗塁を成功させることなくアウトにできたかを示す率で、捕手の守備力を測る指標です。

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