巨人・田中将大投手がネットスロー再始動、来季に向けた手応えを語る

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巨人の田中将大投手(36)が、2025年10月19日に神奈川・川崎市のジャイアンツ球場で再始動し、ネットスローを行った

この日はシーズン終了後初めての練習で、田中は「いろんな感覚です」としつつ、状態についても「せっかくいいコンディションでいられているので、これを最低限維持しながら、さらにいいものにしていけるように」と意気込みを見せた

シーズンを振り返る

今季、田中は1軍での登板が10試合にとどまり、3勝4敗、防御率5.00という結果だった

しかし、9月30日の中日戦で、日米通算200勝を達成したことに対しては誇りもあるものの、「1軍の戦力として働くことができなかったという思いが一番強い」と悔しさを滲ませた

特にシーズン序盤は低迷し、3ヶ月以上の2軍生活を余儀なくされた

復調の兆し

しかし、田中は復調の兆しも見せており、「春先の1軍での投球と夏以降の投球内容を比べると、明らかに良くなっている」と自信を見せた

特に8月以降は7試合に登板し、防御率3.86という成績を残した

さらに、CSファイナルでの先発準備も整えていたが、「チーム内での競争に勝っていかないと」との考えも持っている

来季に向けての意気込み

田中将大投手は、シーズン終了後のトレーニングを通じて、来季に向けた意気込みを示した

状態を維持するだけでなく、自身をさらに向上させるための努力を続ける姿勢がうかがえる

田中将大投手の再始動は、来季に向けての重要なステップと言えます。彼の持つ強い決意と向上心は、ファンに期待を寄せさせる要因の一つです。また、競争が激化するチーム内での戦力としての立ち位置を再確認した彼の姿勢は、今後の成長に大きく寄与するでしょう。
キーワード解説

  • ネットスローとは?:野球におけるネットスローは、ピッチャーがネットを相手にしてボールを投げる練習のことを指します。この方法は、フォームの確認や腕の振りを改善するために用いられます。
  • 防御率とは?:防御率はピッチャーが登板した際に許した得点数を元に算出される指標です。数値が低いほど良い成績とされ、ピッチャーの実力を示す重要な要素となります。
  • 日米通算200勝とは?:日米通算200勝とは、日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグで通算して得た勝利が200勝に達することを指します。この記録は、両国で成功を収めた投手に与えられる名誉ある達成です。

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