ソフトバンク育成選手、内野海斗が復帰登板で好投を披露

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2025年10月19日、宮崎で行われたみやざきフェニックス・リーグにおいて、福岡ソフトバンクホークスの育成選手内野海斗投手(21)が、4番手投手として登板し1イニングを無失点に抑える好投を見せました

この試合はソフトバンクが3-6でハンファイーグルスに敗れたものでしたが、内野のパフォーマンスは注目されました

内野選手の復帰までの道のり

内野投手は福岡県出身で、広島・武田高等学校から最速151キロを誇る本格派右腕として入団しましたが、これまで数回の怪我に悩まされました

昨年の春には腰椎分離症を、5月には右肩の炎症を経験し、今年の春季キャンプでも右肩の炎症が再発するなど、苦しい時期が続いていました

しかし、6月には実戦に復帰し、今回のフェニックス・リーグで初めて実戦登板を果たしました

投球内容と評価

この日の試合では、内野投手は先頭打者を146キロの速球で抑えると、その後フォークボールを駆使して二者連続で空振り三振を奪いました

彼自身も「真っすぐもしっかり投げることができて、変化球も良い高さだった」と振り返り、自信を持って投球に臨む姿勢を見せました

トラックマンの活用

この日の試合では、球の回転数や回転軸を測定できる「トラックマン」という機器を使用し、自身の投球を確認しながら試合に臨みました

この技術の導入により、彼は球の質を向上させることができたと考えています

指揮官の期待

内野投手の投球を見守っていた斉藤和巳3軍監督は、「真っすぐも力強く投げており、フォークも良い高さで投げ切れた

今後はこのパフォーマンスを継続することが重要」と期待を寄せました

内野選手の意気込み
「自分が決めたテーマで試合に臨んで、少しでも良いものを得られる時間にしたい」と述べた内野選手は、これからの飛躍に向けて意気込みを見せています

今回の内野海斗選手の復帰登板は、彼にとって大きな意味を持つものでした。数々の怪我を乗り越えての復帰は、選手としての経験や忍耐力を育む重要な要素です。今後も彼がこの調子を保ち、高いパフォーマンスを発揮していくことを期待したいです。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投げる際にボールの回転をかけることによって変化する球種の一つで、落ちる軌道が特徴です。
  • トラックマンとは?:トラックマンは、野球の投球や打撃を分析するための装置で、球の回転数や軌道を可視化することで選手のパフォーマンス向上に役立てられています。

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