優勝した福岡ソフトバンクホークスと、2位の北海道日本ハムファイターズが対峙しており、ここまでの通算成績はソフトバンクのアドバンテージ1勝を含めて3勝3敗
10月20日の最終第6戦が決定的な一戦となります
このシリーズで特に目を引く選手が、日本ハムの主砲フランミル・レイエスです
彼はオリックスとの派手なファーストステージ第2戦で逆転打を放ってから勢いに乗り、シリーズを通じて4本塁打を記録
打率.529、出塁率.652、長打率1.294、さらにOPS(出塁率と長打率を足し合わせた数値)は驚異の1.946に達しています
この数字は攻撃力を示す指標で、高いほど選手の貢献度が高いことを意味します
ソフトバンクは、レイエスを警戒しつつも、後続には郡司裕也、清宮幸太郎、万波中正といった強力な打者が控えており、レイエスへのボールが逃れがたい状況です
19日の第5戦では、ソフトバンクが1-7と敗色濃厚な中、レイエスを迎えましたが、6番手の津森宥紀がストレートの四球を与え、解説の宮本慎也氏は失望の声を漏らしました
彼は「球の使い方で勝負に行ってほしい」と述べ、インサイドに投げることでレイエスの反応を見たかったと振り返っています
最終決戦を前に、チャンピオンチームのソフトバンクがどのような戦略でレイエスに立ち向かうのかが注目されます
今回のシリーズでは、日本ハムのレイエス選手が圧倒的な打撃を見せており、ソフトバンクにとっては対策が急務です。レイエス選手の成績からも分かるように、彼を抑えることが最終戦の勝利に向けての鍵となるでしょう。両チームの戦力に注目しながら、どのような戦略が采配されるのか楽しみです。
キーワード解説
- OPSとは?出塁率と長打率を合計した指標で、選手の攻撃力を示す重要な評価基準の一つです。
- 四球とは?打者がボールを4つ見逃すことで、出塁することを指し、相手投手のコントロール不足を示す現象です。
- 逆転打とは?試合の状況が不利な時に打たれたヒットやホームランによって、勝利に導く得点を生む打撃を指します。

