巨人・堀田、ショートアームでの新フォームで完璧な投球を披露

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◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人12―1ヤクルト(19日・西都) 巨人の堀田賢慎投手(24歳)が、10月19日に行われた「みやざきフェニックス・リーグ」のヤクルト戦で新たに改良した投球フォームを用いて、圧巻の4回完全投球を見せた

堀田選手は、従来のフォームから“ショートアーム”と呼ばれる新しい技術を導入し、コンパクトなテイクバックから強力な直球とフォークを軸に投球

なんと、イニングを跨いで一人の走者も許さず、驚異のパフォーマンスを発揮した

この試合では、5三振を奪った堀田選手は「バッターの反応を気にしながら投げた」と語り、特に直球の威力を感じたという

彼は「真っすぐが頭にあればフォークやカーブも効果的になる」とも述べており、自身の投球スタイルの見直しが確実に成果を上げていることを示した

堀田選手は、プロ6年目の今季、1軍で8試合に登板し、0勝1敗、防御率5.24という成績に苦しんでいた

シーズン最終盤で自身の現状を打破するために、桑田2軍監督やコーチ陣に相談し、投球フォームの改良を決意

彼がショートアームに挑戦した理由は、フォームのコンパクト化により、投球のタイミングを合いやすくし、ボールへの力をより正確に伝えるためであると説明した

この新フォームでのパフォーマンスでは、全ての三振が空振りによるもので、「縦のラインで勝負しようと決めていた」と彼の目指すテーマも明確だ

高めの真っすぐと低めのフォーク・カーブで打者を翻弄する姿勢が、今後のシーズンへ向けての期待を高める結果となった

今回の堀田選手のパフォーマンスは、彼のキャリアにおいて重要な転機となるかもしれません。新しいフォームが功を奏し、来季活動が楽しみになりました。実績のあるコーチ陣と相談した結果、確実に成長が見られた一戦でした。
キーワード解説

  • ショートアームとは?投手がテイクバックの際、腕を大きく振り上げるのではなく、コンパクトに振り下ろすことで、より早くボールをリリースできる技術です。
  • テイクバックとは?投球時にボールを持った腕を後ろに引く動作を指し、この動きが投球のリズムやタイミングに大きく影響します。

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