巨人・田中将大、来季へ向け始動 ネットスローで投球フォームを確認

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今季、日米通算200勝を達成した読売ジャイアンツの田中将大投手が、川崎市にあるジャイアンツ球場で、2025年シーズンへ向けた練習を開始しました

田中投手は、92球のネットスローを行い、自身の投球フォームを確認しました

ネットスローは自宅や球場で行う技術的なトレーニングで、腕の使い方やリリースポイントを調整するために重要な練習です

田中投手は、「オフシーズンもしっかりと練習を積み重ねて、キャンプにはいい状態で入れるようにしたい」と、プロ20年目への意気込みを語りました

今季は移籍1年目ということもあり、開幕ローテーション入りを果たし、4月3日の中日戦では586日ぶりの勝利を飾りました

しかし、その後は5月から3ヶ月間も二軍での生活が続いたため、結果的に「1軍の戦力として働くことができなかった」と振り返りました

それでも、田中投手は手応えを得た部分もありました

春季キャンプから久保巡回投手コーチと共に取り組んでいる縦振りの投球フォームを見直し、最終登板となった9月30日の中日戦では6回2失点の好投

今季は3勝4敗、防御率5.00で終わりましたが、8月7日の1軍復帰以降、7試合で2勝3敗、防御率3.86と安定感を見せました

「このような結果を踏まえて、今後の取り組みを進めていきたい」とも語っています

新シーズンに向けた抱負としては、「チーム内での競争もあるし、それを乗り越えないとマウンドに上がることはできない」と、若手投手とのローテーション争いに意欲を示しています

田中投手のこれからの活躍が期待されます

今後の田中将大投手の活躍が非常に楽しみです。新しいフォームの見直しに積極的に取り組む姿勢は、彼がプロとして成功するための重要な要素です。競争が激しい中でも、彼がどのように成長していくのか期待が高まります。
キーワード解説

  • ネットスローとは?: 投手が投球フォームを確認するために行う練習の一種で、球をネットに向かって投げることで腕の使い方やリリースポイントを調整します。
  • 防御率とは?: 投手が自軍の守備の下で与えた自責点の数をイニングの数で割ったもので、低いほど良い成績を表します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。