ソフトバンク・スチュワート投手が帰国、ポストシーズン未登板の影響は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リーグ王者の福岡ソフトバンクホークスは、2025年10月19日に行われた「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第5戦で、1-7という大敗を喫しました

この結果、3勝3敗となり、日本シリーズ進出に逆王手をかけられました

試合の中では、4回に3点、5回に中押しの3点を献上し、6回にはダメ押し点も許すという苦しい展開でした

7回に山川のソロホームランで何とか零封負けを回避しましたが、チームは窮屈な戦いを強いられ、逆に相手チームの新庄野球に翻弄される形となりました

最終第6戦を控える中、ソフトバンクにはさらなる試練が待ち受けています

本来はポストシーズンで先発マウンドに立つはずだったカーター・スチュワート投手(25)が、米国へ帰国することが発表されました

スチュワート投手は、シーズン開幕前に懸念されていた右肩の怪我が原因で、公式戦に一度も登板しないままシーズンを終える決断を下しました

昨シーズンは9勝を挙げたスチュワート投手は、今季から新たに2年総額1000万ドル(約15億円)の契約を結び、期待されていました

しかし、春季キャンプ中に左腹直筋を痛め、離脱する形となり、4月には一時帰国

再来日後もリハビリが続き、結局シーズン復帰は叶いませんでした

CSの真っ最中という状況での帰国には悔しさが残りますが、関係者によると来春キャンプには万全の体制で臨む見込みです

「来季は重要戦力と位置づけているため、彼には戦力になってもらわなければ困ります」と、チームのフロント関係者は期待を寄せています

契約最終年になる来季は、まさに背水の陣で挑むシーズンとなることでしょう

今季のスチュワート投手の不在はソフトバンクにとって大きな痛手となったといえるでしょう。特に、ポストシーズンの重要な時期に残念ながら戦力を失うことは、チーム全体の士気にも影響を与えかねません。早期帰国に込められた次シーズンへの期待が、選手自身にとってのモチベーションとなりうることを願います。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本プロ野球のプレーオフイベントで、2つのリーグの champions が日本一を争う。
  • ポストシーズンとは?:レギュラーシーズン終了後に行われる試合で、優勝を決めるためのプレーオフを指す。
  • リハビリとは?:怪我や病気から身体を元の状態に戻すための治療や訓練のこと。
  • 契約最終年とは?:選手が結んだ契約の期間が終わる年のこと。新たな契約更新が注目される。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。