しかし、ここまでの5試合で合計9得点を挙げましたが、その中で適時打はわずか3点と得点力が乏しい状態です
打線が奮起しない限り、日本シリーズ進出は厳しい状況です
柳町達の活躍に期待
このような中で、柳町達外野手(28)はここまで20打数10安打を記録し、安打に関しては絶好調です実は、パ・リーグのクライマックスシリーズにおける最多安打記録は13本で、これは2004年の和田一浩(西武)、2007年のTSUYOSHI(ロッテ)、2018年のグラシアル(ソフトバンク)が達成しています
ただし、これらの選手はいずれもファーストステージとファイナルステージの安打数を合わせたもので、単一のステージで13本の安打を放った選手はいないのです
もし柳町が最終戦で3本以上の安打を放てば、彼は唯一無二の記録保持者となる可能性があります
今シーズンのレギュラーシーズンにおいても、柳町が3本以上の安打を記録した試合は10試合に達しており、その中で敗れたのは4月27日の楽天戦のみでした
柳町は「自分の成績ではなく、チームのためにやるという気持ちが良い方向に進んでいるのではないか」と自己分析をしています
最終戦で3本以上の安打を打ち、チームを日本シリーズに導けるか、期待がかかります
今回のソフトバンクのクライマックスシリーズ第6戦を控えた状況では、打線の得点力不足が浮き彫りになっています。特に柳町選手の好調さが際立つ中、チーム全体がどれだけ彼の活躍に依存しているかが見えます。今後の日本シリーズ進出に向け、打線全体が奮起し、柳町選手が記録を打ち立てることを期待したいところです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズン制度で、リーグ優勝者とプレーオフを戦うためのトーナメントです。
- 適時打とは?点数を挙げるために特定の場面でヒットを打つことで、得点につながる打撃のことを指します。
- 安打とは?バッターが投手の投げたボールを打って一塁に到達することを言い、ヒットとも呼ばれます。

