指導を担当したのは、このジムの代表で元プロキックボクサーの金谷英樹トレーナー（38）
約1時間にわたって、金谷トレーナーのミットに打ち込み、投手としての感覚を高めるためのトレーニングを行いました
トレーニング後のインタビューで、石井投手は「今のオフシーズンにしかできない特別なことだ」と感じた様子を示し、疲労困憊の表情を浮かべました
しかし、昨年11月に行なわれた高知・安芸での秋季キャンプ終了後から、このキックボクシングジムでトレーニングを取り入れた理由についても語りました
「自分の中で、球を投げる感覚がパンチをする感覚や、肩甲骨を使う感じにとても似ていた」と説明し、キックは行わなかったものの、足も使うこのトレーニングが野球に役立つと考えています
昨年、石井投手は自己最多の56試合に登板し、防御率1.48を記録
彼は、「今年の王座奪回を目指し、短いオフシーズンを有意義に過ごしたい」と意気込みを語りました
具体的には、「筋肥大や最大筋量を上げることは自分の中でマストだ」と考え、2025年シーズンにおいても新監督の力になれるよう、努力を続けていく意向を示しました
また、昨年9月に第1子が誕生したばかりの石井投手は、「トレーニングが終わった後に、夕方に帰ってから奥さんと息子と3人で過ごす時間はとても幸せだ」と、家族との時間を楽しむ様子を見せました
家族との絆を深めながら、今後のシーズンに向けた準備を整えているようです
石井大智投手の自主トレーニングは、非常にユニークなアプローチを取っています。キックボクシングによって鍛えることで、投手としての感覚をより磨くという考え方は新鮮です。このように、他のスポーツから要素を取り入れ、野球に活かす姿勢は多くのアスリートにとって参考になるでしょう。また、家族との時間を大切にしている姿も、選手としてだけでなく、一人の人間としての成長を示しています。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは？ 自主トレーニングは、選手が自分のスケジュールに合わせて行うトレーニングのことを指します。チームの練習に参加する姿勢なく、自己の向上を目指します。
- 防御率とは？ 防御率は、投手の成績を示す指標で、投球回数に対する自責点の割合を示します。防御率が低いほど、投手が良い成績を残していることを意味します。
- 筋肥大とは？ 筋肥大は、筋肉が成長して大きくなることを指します。トレーニングや食事の工夫により、筋肉のサイズを増していくプロセスです。
