元ヤクルトの宮本慎也氏がNHKBSの解説で、日本ハムの守備の判断について言及しました
試合は3回の裏、ソフトバンクが1死一、二塁の場面で始まりました
打席には1番の周東佑京選手が立ち、彼の打球は弱いゴロとなり、一塁に捕手した清宮幸太郎選手（26）の元へ飛びました
清宮は一塁ベースに足を乗せ、まず1アウトとしてから、併殺を狙い二塁へ送球しました
しかし、その送球が一塁走者の牧原大成選手の足に当たり、ボールは左翼方向へ転がり、その間に二塁を走っていた海野隆司選手が先制点を挙げることができました
宮本氏は、清宮選手の守備判断について「ベース際の打球での併殺は意外と取りづらい」とし、「送球のセンスをもっていたとしても、できれば我慢してほしかった」という冷静な分析を行いました
特に、ランナーと重なる場面では、送球よりも状況判断が重要であることを指摘しました
この試合は、守備における判断や冷静さが試合展開に大きく影響することを示す重要な場面となりました
今回の試合では、一部の選手の守備判断の重要性が浮き彫りになりました。特に、ゲッツーを狙う際は、慎重な判断が求められるということを痛感させられました。選手たちの冷静な判断が、試合の結果に大きな影響を与えることを見せる好例でした。
キーワード解説
- ゲッツーとは？：ゲッツーとは、野球のプレイで、特に二塁と一塁の両方の走者を同時にアウトにするプレーを指します。このプレーは相手チームにとって非常に効果的で、得点機会を減らすことができます。
