日本ハム・新庄剛志監督、勝負への執念を見せるリクエスト2連発の試合展開

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◇プロ野球パ・リーグ CSファイナルステージ第6戦 ソフトバンク-日本ハム(20日、みずほPayPayドーム) 日本ハムの新庄剛志監督は、20日のソフトバンク戦において、試合の勝利に向けた強いこだわりを示しました

特に、5回裏におけるリクエストの連続使用が注目されました

リクエストとは、試合中に選手や監督が審判の判定に異議を唱えることで、映像確認を求める手続きのことを指します

この試合では、1-1の同点で迎えた5回裏に、ピンチを迎えた日本ハムが2度にわたりリクエストを行いました

まず最初のリクエストは、達孝太投手が2アウト1、2塁の状況で、周東佑京選手を打ち取った際に発生しました

打球は二遊間に飛び、ショートの水野達稀選手が2塁へ送球

しかし、1塁ランナーが先に2塁ベースに到達し、判定はセーフ

新庄監督はこの結果に納得できずリクエストを要求しましたが、判定は覆らず、ピンチが拡大しました

続いて、川瀬晃選手にタイムリーを打たれて勝ち越しを許すと、さらに2アウト満塁の場面が訪れました

柳町達選手の痛烈なサードゴロが生じ、この時郡司裕也選手が3塁へ滑り込むランナーへのタッチアウトを狙うも、判定はセーフ

そこで新庄監督は再度リクエストを行い、もし判定通りセーフであれば、ソフトバンクに3点目が入るばかりか、前半5回でリクエストの権利を失う状況でした

しかし、このリクエストは成功し、判定は覆ってアウトに

新庄監督の果敢な判断がチームを守る結果となりました

今回の試合では、新庄監督のリクエスト連発がチームの運命を左右しました。特にリクエストが成功したことで、流れが変わったことは間違いありません。監督の判断力が試合の結果に影響を与えることを再認識させる一戦でした。
キーワード解説

  • リクエストとは? リクエストは、試合中に審判の判定に異議を申し立て、映像を確認して再判定を求める行為です。選手や監督が興奮する場面でよく使用される戦略ですが、成功するかどうかは審判の判断に依存します。
  • 達孝太投手とは? 達孝太投手は日本ハムの先発投手で、特に今季はその変則投球と制球力で注目を集めています。相手バッターを抑える能力が高く、チームの勝利に大いに貢献しています。
  • タイムリーとは? タイムリーは、特定の打席で得点を挙げるために打たれるヒットのことです。ランナーが得点する要因となるため、非常に重要な打撃とされています。

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