今回の受賞は彼にとって初めての栄誉であり、受賞の喜びを語った種市選手は、「プロ野球選手として投げている間に1回受賞したい賞だったので、今回取れてうれしい気持ちです」と笑顔を見せた
受賞の背景
9月から10月にかけての5試合に登板し、4勝1敗、防御率0.95という驚異的な成績を残した種市選手特に9月28日の日本ハム戦では9回15三振を奪う圧倒的なパフォーマンスを披露し、合計38回投げて48奪三振という優れた三振奪取率も記録した
この成績は、シーズンの中頃に投法に微調整を加えた結果によるものである
投法の変化
種市選手は「腕を少し上げて投げる投法」に調整したことで、フィニッシュ時に腕が振り切れる形ができ、ボールを上から打つ感覚を得たこれにより真っ直ぐの空振りが増え、回転数やスピードも向上したと述べている
今後の展望
シーズン前半は3勝7敗と不調に苦しんだが、その後の好成績を受けて、来季に向けて強い決意を示している「1年間通して成績を残してこそ一流ピッチャーだと僕は思ってるので、なんとしてでも1年間同じパフォーマンスができるようにオフも色々考えながらやっていきたい」と語った
今回の種市選手の受賞は、彼自身の成長を示す大きなステップであり、彼が今季途中で行った投法の調整も功を奏したことが確認できる。来季以降、さらなる成長を期待したい。
キーワード解説
- 月間MVP賞とは?
- 防御率とは?
- 三振奪取率とは?

