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ソフトバンクから巨人へ移籍した甲斐拓也、育成選手としての軌跡を語る

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元ロッテ投手で現在はソフトバンクの取締役を務める桜美林大教授の小林至氏が15日、自身のYouTubeチャンネル「小林至のマネーボール」において、ソフトバンクからFA(フリーエージェント)で巨人に移籍した甲斐拓也捕手についての動画を公開しました

この動画では、甲斐選手の育成選手としての成長過程に焦点を当てています

甲斐拓也の育成選手としての出発

甲斐選手は、2011年に育成ドラフト6位でソフトバンクに入団しました

育成選手とは、チームに所属するが、プロ契約を結べない選手のことを指し、通常は練習生として扱われます

彼は3年目の2013年オフに支配下選手に登録され、飛躍的な成長を遂げました

高い評価とさらなるステップアップ

小林氏は、甲斐選手が当時の2軍での活躍が目立たずとも、他球団からの評価が高かったことを述べています

「2軍でもそんなに活躍していなかった」としながらも、「肩はすごかった」という評価を受けたことが契約に繋がったと振り返りました

苦労から得た栄光

甲斐選手は、2017年にプロ初スタメンを果たした後、2018年の日本シリーズで育成出身で初のMVPを獲得しました

また、東京五輪やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも日本代表チームとして活躍し、世界一に貢献しています

思いを語る小林氏
小林氏は、「拓也はキャッチャーがいない時に試合に出られる機会は限られ、そんな中で腕を磨いてきた」のだと語り、甲斐選手の成長と苦労に感慨深い思いを抱いています

「よくぞ、こんなになるんだな」と名選手としての成長を称賛しました

今回の小林氏の発言は、甲斐選手が育成からトップレベルへ成長する過程を振り返る重要な機会となりました。苦しい時期を経て成し遂げた成果は、他の選手にも勇気を与えるものだと感じます。今後の活躍にも期待が寄せられています。
キーワード解説

  • FAとは?:フリーエージェント(FA)とは、選手が所属する球団を自ら選んで移籍できる制度のことです。これにより、選手は新しい環境でプレーするチャンスを得ることができます。
  • 育成選手とは?:育成選手は、プロチームに所属しながらも支配下登録を受けていない選手です。育成契約を結ぶことで、チームは彼を強化し、成長を促します。
  • 支配下選手とは?:支配下選手は、プロ野球チームと正式に契約を結んだ選手を指し、試合に出場する権利を持っています。育成選手から支配下選手に昇格することは、大きな成長を意味します。

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