阪神・漆原大晟投手、来季契約締結せずも現役続行を希望

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阪神タイガースの漆原大晟投手(29)が21日、来季の選手契約を結ばない旨を通達された

この決定に対し、漆原は「投手陣が強力な中でプレーできたことが、私の野球人生において非常に良い経験であった」とコメントした

漆原選手は2018年のドラフトでオリックス・バファローズから育成1位指名を受けて入団した

2020年に行われる「支配下登録」により、一軍選手としての地位を得たが、2023年オフには育成ドラフトを経て阪神に移籍した

昨シーズンの成績は38試合に出場し、1勝4敗、5ホールド、防御率3.89というキャリアハイを記録している

とはいえ、今季の阪神は史上最速でのリーグ制覇を果たし、一軍投手陣の競争が激しくなった

漆原は6月14日の楽天戦以降、一軍での出場がなく、11試合に出場して0勝0敗、2ホールドでシーズンを終えた

「交流戦で抹消された際、再び甲子園のマウンドに立ちたいという思いが叶わなかった」とし、悔しい気持ちを明かした

彼は今後について「体も元気なので、続けていければと思っている

この先、必要とする球団があれば必死に頑張りたい」と、現役続行の意欲を示している

漆原選手の現役続行への意欲が伝わる今回のニュースは、彼の今後の可能性を感じさせます。契約を結ばないとの通達は辛い決断ですが、彼の強い気持ちが新たな道を切り開くかもしれません。プロ野球選手としてのキャリアは厳しい面も多いですが、漆原選手の今後に注目したいと思います。
キーワード解説

  • 支配下登録とは? これはプロ野球において、育成選手が一軍でプレーできるようになるための登録を指します。
  • ホールドとは? 野球において、リリーフ投手が試合を決める役割として、得点を許さずに試合を引き継ぐことを評価する指標です。
  • 交流戦とは? 日本のプロ野球において、セ・リーグとパ・リーグが対戦する特別なシーズンを指します。

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