巨人・佐々木俊輔、満塁本塁打で新フォームを披露

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◆みやざきフェニックス・リーグ オイシックス3―12巨人=8回裏終了後、視界不良でコールド=(21日・ひむか) 巨人の佐々木俊輔外野手(25)が、21日に行われたオイシックス戦において、今季途中から取り組んでいる新フォームで見事な満塁本塁打を放った

彼のスイングは「強さ」がテーマであり、現在「みやざきフェニックス・リーグ」に参加している中で、この新フォームを磨き続けている

試合は、佐々木が3回に得点機を迎え、相手先発投手・高野の内角球を捉えた

その結果、弾丸ライナーで右翼ポール際に運ばれ、相手チームからの驚きの声が上がった

彼は試合後、「(フォームを)自分の中に落とし込んで、来年しっかり戦力として戦えるように」と、来季への決意を語った

この新フォームは、8月下旬に阿部監督からの助言を受け、バットを左肩に寝かせていた状態から立てる形に改造された

彼は今月12日のクライマックスシリーズ第1ステージでは、先頭打者としてホームランを記録している

現在の課題は「強く振った中でのボールの見極め」であり、力強さと確実性の両立を目指している

2年目の今季は、「1軍で完走」を目標に掲げていたが、開幕1軍入りを逃した

夏以降は存在感を示すも、若手選手が多い中での競争が厳しいことに悔しさを抱いている

来季には、球団が残留交渉を行うキャベッジや、丸、中山、若林との競争に勝ち、レギュラーを獲得したいと力を込めた

また、同期選手に刺激を受けている

23年のドラフト同期で社会人からのチームメイト、泉口は今季133試合に出場し、打率3割1厘を記録した

佐々木は「友汰(泉口)はレギュラー格にいる

自分も本当ならば一緒に(1軍で)出たいけど、それもできなかった」と、悔しさを胸に秘めている

若手主体の秋季練習については、阿部監督が「地獄の秋」を予告

数多くの練習を重ねることで、来年につながる成長を期待している

佐々木は「しっかりと自分の中で発見があればいい」と語り、一振り、一振りを積み重ねることが今後のブレイクへの礎になることを考えている

佐々木俊輔選手が新フォームで満塁本塁打を打ったことは、来季に向けた重要なステップになりそうです。調整したフォームで結果を残しつつ、若手との競争が厳しい中での自己成長を目指している姿勢が印象的です。彼の悔しさや挑戦が、さらなる進化につながることを期待します。
キーワード解説

  • 新フォームとは?選手が自分の打撃スタイルを見直したり、技術を向上させるために行う打撃フォームの構成を変更することを指します。
  • 満塁本塁打とは?満塁の状態で打たれるホームランのことで、ランナーが3人いるため、一度の打撃で最大4点を得ることができる、非常に価値のある結果です。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球で行われるポストシーズンの一環であり、リーグ戦を終えた後にチャンピオンを決定するためのトーナメントです。

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