巨人の山瀬慎之助、満塁本塁打を含む5打点で大勝に貢献

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◆みやざきフェニックス・リーグ オイシックス3―12巨人=8回裏終了後、視界不良でコールド=(21日・ひむか)プロ野球の季節外れの興奮が続く中、巨人の山瀬慎之助捕手(24)が21日、みやざきフェニックス・リーグでのオイシックス戦で驚異的なパフォーマンスを披露しました

彼は逆転の満塁本塁打を含む5打点を挙げ、チームの大勝に寄与しました

この試合は8回裏終了後に視界不良が原因でコールドゲームとなりましたが、山瀬のパフォーマンスは観客に強烈な印象を残しました

試合のターニングポイントとなったのは2回、無死満塁の場面です

1点を追う状況で、オイシックスの先発右腕・高野が投じた直球を山瀬が強振し、逆転の満塁アーチを放ちました

プロにおいては「たぶん初」と彼が述べるその本塁打は、大きな放物線を描きながら左中間席へと飛び込んでいきました

その後も、山瀬は3回に中前適時打を放ち、合計で5打点という圧巻の成績を記録

試合後のインタビューでは、「肘の力を抜いて、スムーズにバットが出るようなイメージでいきました」と語り、自身の打撃スタイルを明かしました

6年目を迎えた今季は、打撃においても成長を見せており、2軍では打率3割2厘を記録

9月下旬には初昇格を果たし、今月1日の中日戦ではプロ初打点を挙げていました

山瀬は、来季に向けてさらに力強さを増していくことをテーマに掲げています

「強く振ることを試合でやって、シーズンへ向けて秋、春とスイングスピードをつけるイメージ

自分にプレッシャーをかけてやっていきます」と力強く語る彼

球界屈指の強肩を生かした守備とともに、打撃面でも存在感を増していくことが期待されます

今回の山瀬のパフォーマンスは、彼の成長を示す重要な一歩です。特に満塁本塁打は試合の流れを変える力を持つため、今後の活躍に期待が高まります。打撃や守備両面での貢献が今後どのようにチームを支えていくのか、目が離せません。
キーワード解説

  • 満塁本塁打とは?:満塁本塁打は、走者がすべて一塁、二塁、三塁にいる状態で打たれた本塁打を指します。この場合、4人のランナーが生還します。
  • 打点とは?:打点は、プレイヤーが打撃によって走者をホームベースに還すことに成功した回数を指します。ヒットやホームランなどの結果によって得点が記録されます。
  • 強肩とは?:強肩は、選手が非常に強い力で球を投げる能力を指します。特に捕手や外野手は、この能力が求められます。

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