広島・秋山翔吾、来季復権に向けて外野守備のスキル向上に励む

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広島カープの外野手、秋山翔吾(37)が、来季の復権を目指して外野守備スキルの向上に注力している

今年度は中堅手としてゴールデングラブ賞を受賞したが、今季は慣れない両翼にポジションを移し、3失策を記録

さらに若手の積極起用が進むチーム方針により、出場試合は64に制限されている

これに対し、秋山は「使った方がいいな」と思わせるプレーをする決意を固めている

秋の訪れを感じる大野練習場では、秋山は个人指導の下、黙々とマシンと対峙してバットを振り続けている

筋力トレーニングやランニングで体力を維持し、「マメの状態を確認し、手のコンディションを落とさないよう」万全な状態を保つことを心掛けている

この全ては、来季の復権に向けた準備の一環である

特に、秋山が過去に抱えた故障が影響を与えた

開幕戦の阪神との対戦で右足首を負傷し、「右足関節外側じん帯損傷」と診断され、戦列復帰まで1カ月半がかかった

その後は先発機会が減り、出場64試合で打率・262と成績は振るわなかった

彼は「試合に出続けることで勘を研ぎ澄ますスタイル」とし、守備力の向上に危機感を抱く

昨年度には出場138試合で失策ゼロの成績を収めたが、今季は3失策を数え、6月12日のロッテ戦では決勝点を献上する拙守も経験した

「両翼、センターも含めて研究していきたい」と意気込みを示し、オフには他選手のプレーを映像で研究し、それを実践に活かす意向を持っている

秋山は「体が動くところを見せないといけない」と自身の状況を見つめ直しながら、必要とされた時に結果を出すための準備を遂行中だ

秋山の目には復権への情熱と覚悟が宿っている

秋山選手の実力からすると、今年の成績は予想以上に厳しいものでした。しかし、彼の復権に対する意気込みを感じることができ、来季に向けた準備をする姿勢は素晴らしいです。特に、外野守備スキルの向上に励む姿勢は、プロ選手としての意識が高いことを示しています。
キーワード解説

  • ゴールデングラブ賞とは?:優れた守備力を持つ選手に贈られる賞で、毎年セ・リーグとパ・リーグで選出されます。
  • マメとは?:野球選手がバットを握る手にできる水膨れのことを指し、打撃練習でよく発生します。
  • 失策とは?:守備中にプレーをミスして、相手に出塁を許すことを指します。

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