相手がソフトバンクに決まったことで、リーグチャンピオン同士の激突が実現
「セ・リーグの強さを証明できれば」と意気込みを語った
練習前の訓示で、藤川球児監督(45)は「自然体でやろう」と選手たちに呼びかけた
中野選手は、一貫して守り勝つ野球を信条に、日本一を目指す構えだ
パ・リーグのクライマックスシリーズを制したソフトバンクとの対戦は、11年ぶりの虎鷹決戦となる
中野選手は、両リーグ王者同士の対戦に「セ・パ1位同士ですので、セ・リーグを代表して戦うわけです
これまでの交流戦ではパ・リーグに抑えられていた印象が強くありますが、ここで自分たちが勝ち、セ・リーグの力を証明したい」と意義を唱えた
過去20度の交流戦ではセ・リーグが3年連続、計17度の負け越しを経験してきた
だが、今季チームは9月7日に史上最速のリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズもファイナルステージを3連勝で突破
中野選手は自信を深めている
「今年も交流戦では1勝2敗の負け越しでした
しかし、その経験を踏まえて、守備ミスを減らしつつワンチャンスをものにしていくことが重要です」と、堅守の重要性を強調した
中野選手は今季、セ・リーグの二塁手で最高の守備率・997を記録しており、今季初失策となったソフトバンク戦での教訓も生かしたい考えだ
藤川監督のスタイルである「守り勝つ野球」を実践する中野選手は、日本一への道を一心で見据えている
「残る時間で最善の準備を整え、自然体で臨みたい」と決意を語った
阪神・中野選手の日本シリーズに向けた強い意気込みは、チームの士気を高める重要な要素だ。また、過去の交流戦での経験を活かし、守備力の重要性を強調する姿勢は、試合の結果に大きく貢献するだろう。藤川監督のもとでの「自然体でやる」というアプローチは、選手たちがリラックスしながらも集中して試合に臨むための有効な方向性と言える。
キーワード解説
- 日本シリーズとは?:プロ野球におけるセ・リーグとパ・リーグのチャンピオンが対戦する最高峰の試合です。
- リーグ優勝とは?:それぞれのリーグで最も勝率の高いチームが得る称号で、プレーオフへ進む権利を持ちます。
- 交流戦とは?:セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦です。
- 守り勝つ野球とは?:投手と守備が主役となる戦略で、失点を少なくし、相手のミスを誘うプレースタイルを指します。

