この賞は、試合の最後に得点し、チームを勝利に導いた選手に贈られるもので、坂本の重要な役割が称えられるものである
試合は東京ドームで行われ、坂本は1点ビハインドの9回に登場
二死二、三塁の場面で、阪神の5番手投手であるドリスが投じた151キロのツーシームに対し、思い切ってバットを振った
その結果、痛烈な打球が遊撃手・熊谷のグラブを弾き、逆転の2点適時打となった
この瞬間、球場内は熱狂に包まれた
喜びを語る坂本は「阪神・巨人戦の今年の最終戦ということで、すごい緊張感の中で打ててよかった」と振り返り、「ちょうどショートが軽く弾いてくれたので、ラッキーな部分もありました
それが試合を決める一打になったことが本当に嬉しいです」とその心境を語った
坂本は今シーズン、代打として24試合に途中出場し、勝負どころでの打席が多かった
彼は「観衆のなかに入ると自然にスイッチが入るし、たくさん声援をいただくので、打席に入った時はいい感じで集中できています」とも述べた
来シーズンもその打撃力を期待される坂本にとって、今後のパフォーマンスが注目される
坂本選手の逆転打は、まさに緊張感が漂う場面でのサヨナラ勝利を劇的に演出し、チームやファンにとっても忘れられない瞬間となりました。今後も坂本選手の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- サヨナラ賞とは?サヨナラ勝利を演出した選手に贈られる賞で、試合の最後の場面で得点した選手の活躍を称えるものです。
- ツーシームとは?2種類の回転を持った速球で、バッターにとっては打ちにくい変化球の一つです。
- 代打とは?先発選手の打席を代わって打つ選手のことで、試合の流れを変える重要な役割を担います。

