これに先立ち、阪神タイガースは22日にスカウト会議を行った
大学球界の屈指のスラッガーである創価大学の立石正広内野手（21）を最有力候補として注目しているが、1位指名選手については公表しなかった
阪神の藤川球児監督（45）は「縁」という言葉を何度も強調し、選手との出会いの必然性を語った
ドラフトには最大で4球団が競合するという予測もある
藤川監督は「運命のドラフト会議を前に、虎の未来を担う逸材を必ず引き当てる」と意気込みを見せた
スカウト会議は午後4時から始まり、明かりが消えたころ、藤川監督は熱意を込めて選手たちとの「ご縁」について説明した
「1位指名がないということはあり得ない
阪神タイガースに入ってくる選手は、しっかりと縁を生かして幸せな野球人生を送ってもらいたい」と述べた
会議中、巨人は竹丸（鷺宮製作所）の1位指名を発表したが、阪神は未定とした
大学生ナンバーワンスラッガーと称される立石正広は、身長180センチ、体重85キロという恵まれた体格を持ち、打撃のパワーと技術においても際立っている
阪神のスカウト陣は東京新大学野球の秋季リーグ戦最終節を観戦するために球場にも足を運んでおり、広島と同様にソフトバンクや日本ハムも立石の1位指名を検討している
藤川監督は「くじがあり、くじで決まる運命もある
人生はそういうものだ」と話し、昨年は金丸（関大、現中日）の交渉権獲得を巡るくじ引きを行ったことを振り返った
「験担ぎは特にない
人生を真っすぐに歩んでいれば、出会うべき人と出会うものだ」と、自然な流れを信じる姿勢を示した
阪神タイガースの藤川監督がスカウト会議で縁を強調したことは、選手とのつながりを重視する姿勢を示しています。競合する他チームとの戦いを経て、最終的にどの選手がチームに加わるかが注目されます。期待される立石選手の動向も含め、ドラフト会議は新たなストーリーの始まりとなるでしょう。
キーワード解説
- ドラフト会議とは？プロ野球の選手が各チームに指名される制度のことです。特に新たな才能を求めるチームにとっては重要なイベントです。
- スカウトとは？選手の才能を見抜き、チームに推薦する役割を持つ人たちのことです。彼らの判断はチームの未来に大きな影響を与えます。
