巨人がプロ野球ドラフトで鷺宮製作所の竹丸和幸を単独指名

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2025年10月23日、東京で開催されたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツ(通称:巨人)が鷺宮製作所の竹丸和幸投手をドラフト1位で単独指名し、交渉権を獲得した

これは、前日のスカウト会議で決定され、阿部慎之助監督も参加した後に公表された

竹丸和幸選手について

竹丸選手は179センチ、73キロの細身の体格を持つ本格派左腕投手であり、最速152キロのストレートを投げる

他にもスライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップと多彩な変化球を駆使しており、これらの変化球は打者に対して優れた威力を発揮する

変化球とは、投球の際に球の回転や投げ方を変えることで、ボールの軌道を変化させ、打者を翻弄する技術のことを指す

巨人の投手陣の現状

巨人は今シーズン、特に投手陣の整備が重要な課題となっており、リーグで3位に終わったものの、貯金1で連覇を逃した

昨季はエースである菅野がメジャー移籍し、さらに戸郷選手は2度の2軍落ちを経験、井上選手も苦しむなど、投手陣全体が安定感を欠く結果となっていた

特にシーズン終盤には、先発陣の月間防御率が5点台を記録するなど、敗戦が続いたため、即戦力となる竹丸選手の獲得は、来季に向けた重要な補強と位置付けられている

竹丸選手の経歴

竹丸和幸選手は、2002年2月26日に広島市で生まれ、崇徳高等学校では2年生の秋に初めてベンチ入りし、最終的には城西大学で活躍

大学では2年春に2部リーグにデビューし、4年目の秋には1部リーグに昇格、3勝1敗、防御率1.52を記録した

歴代の巨人のドラフト指名選手
指名選手 結果
2016年 吉川尚輝 田中(ソフトバンク)×、佐々木千(ロッテ)×
2017年 鍬原拓也 清宮(日本ハム)×、村上(ヤクルト)×
2018年 高橋優貴 根尾(中日)×、辰己(楽天)×
2019年 堀田賢慎 奥川(ヤクルト)×、宮川(西武)×
2020年 平内龍太 佐藤(阪神)×
2021年 大勢 隅田(西武)×
2022年 浅野翔吾
2023年 西舘勇陽
2024年 石塚裕惺 金丸(中日)×
今回のドラフトで巨人が竹丸和幸選手を指名したことは、チームの今後にとって非常に重要な一手となるでしょう。投手陣の強化が必要ななかで、竹丸選手の多彩な変化球がチームに新たな戦力をもたらすことに期待されます。彼の成長が大いに注目されるところです。
キーワード解説

  • プロ野球とは?日本で行われるプロフェッショナルな野球リーグのことを指し、多くのファンに支持されています。
  • ドラフトとは?プロ野球選手になるための選手選択を行う制度で、各球団が選手を指名するイベントです。
  • スカウトとは?選手の才能を見極め、球団に推薦する役割を果たす人のことです。
  • 先発投手とは?試合の最初から登板する投手のことを指し、試合の流れを左右する重要な役割を担います。
  • 防御率とは?投手がどれだけ得点を抑えられたかを示す指標で、小さいほど優秀な成績を表します。

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