巨人・岡本和真選手がポスティング制度を利用しMLB挑戦へ

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プロ野球・読売ジャイアンツは、2025年10月22日に岡本和真内野手(29)が今オフにポスティング制度を利用して米メジャーリーグに挑戦することを容認したと発表した

この決定は東京・大手町の球団事務所で行われた記者会見で明らかにされた

岡本選手は、チームの中心選手としての不動のポジションを担ってきたが、新たな挑戦への思いを語り、球団やチームメイトへの感謝の気持ちも表明した

岡本選手の挑戦

「世界一のリーグでプレーしたい」という熱い思いを持つ岡本選手は、ポスティング制度を利用することで夢の舞台への扉を開いた

ポスティング制度とは、海外でプレーするためにチームが選手を対象に出している制度で、球団とMLBチームとの間で選手の交渉権が移転する仕組みだ

チームの支えと感謝

岡本選手は「これまでポスティングで挑戦する選手は少なかったが、球団からの許可を受けて感謝している」と述べた

彼は昨オフに米メジャーへの憧れを表明し、今季は5月に左肘の靱帯を損傷しながらも、挑戦の意志は揺らがなかったという

球団のサポート

岡本選手は、山口オーナーとの会談でメジャー挑戦への思いを伝え、「快く送り出してくれた」と感謝を述べた

阿部監督も「個人的には応援している」と激励の言葉を送ったという

来季の日本シリーズ制覇を目指すチームにとって、岡本選手の抜ける穴は大きいが、球団は選手の夢追求をバックアップする姿勢を見せた

今後の展望
ポスティング申請は11月1日から開始され、大リーグ機構によって受理されれば、メジャー球団との間で交渉が可能になる

岡本選手は「厳しい世界なのを理解している」と話しつつも、「自分の経験がプレーに生かされる自信がある」と前向きな姿勢を見せた

伝統ある球団で中心選手を果たしてきた岡本選手が、新たな挑戦のステージでどのような成果を上げるのか注目が集まる

岡本選手のMLB挑戦の決定は、選手の夢を尊重する良い例だと考えられる。多くの選手がこの優れた舞台で成功を目指す中、岡本選手は逆境を乗り越え、挑戦し続けた姿勢に感銘を受ける。また、球団も選手の夢をバックアップする姿勢を示すことにより、選手たちの士気を高める効果が期待される。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?:選手が他国のプロリーグへの移籍を希望する際に用いる制度で、移籍希望選手の権利を他の球団が獲得して交渉できる仕組み。
  • メジャーリーグとは?:アメリカおよびカナダのプロ野球リーグで、全世界で最も権威のある野球リーグとされ、多くの選手が夢見る舞台。
  • 左肘靱帯損傷とは?:野球選手に多い怪我で、左腕の肘の靱帯を傷めることを指す。投球動作に大きな影響を与えるため、適切な治療が必要。

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