大学卒業選手のプロ野球ドラフト指名:佐々木麟太郎がソフトバンクに選ばれる

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<プロ野球ドラフト会議>◇23日 米スタンフォード大学の内野手、佐々木麟太郎(20歳、花巻東高校出身)が、福岡ソフトバンクホークスと横浜DeNAベイスターズの1位指名で競合し、ソフトバンクが交渉権を引き当てました

佐々木選手は高校通算で140本塁打を記録した左の大砲で、プロ入りを考える際に国内の進学やプロ入りを選ばず、大学進学を選択した一例です

彼は入学前、「メジャーリーグと日本のプロ野球、両方からの指名のチャンスはあると思う」と意気込みを語っていました

海外の大学在学中に指名された選手について

最近、海外の大学に在籍または卒業した後に指名された選手としては、昨年のヤクルトの育成ドラフト1位候補として指名された根岸辰昇内野手(ノースカロライナA&T州立大学)が挙げられます

過去には、日本ハムやロッテに指名された選手も多く、特に1996年の林田堅吾投手(アリゾナウエスタン短大)などが有名です

ドラフトでの佐々木選手の意義

今回のドラフトでの佐々木選手の指名は、近年珍しい現象と言えます

1500人以上の選手が参加する中で、海外の大学野球で活躍した選手がプロの舞台で評価されるのは、選手たちにとって新たな道を示すこととなります

彼の選出は、今後の海外進学が注目されるきっかけになるとも考えられます

おわりに

ソフトバンクが佐々木選手を選んだことで、今後のチーム構成や育成方針にも影響を与えることになるでしょう

将来的にメジャーリーグを目指す選手が増える中、国内と海外の両方のリーグで活躍する選手がどれだけ出てくるのかが期待されます

佐々木選手の指名は、海外での選手育成の可能性を示唆しており、多くのスポーツファンにとって新たな刺激となるでしょう。将来的には、海外進学の選手が増えることを期待しています。
キーワード解説

  • ドラフトとは?:プロスポーツにおける選手の選定制度のことで、各チームが選手を指名する。
  • 競合指名とは?:複数のチームが同じ選手を指名することにより、抽選で選手を獲得する制度。
  • メジャーリーグとは?:アメリカのプロ野球組織で、世界でも最も権威のあるリーグの一つ。

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