神宮僚介投手、阪神育成1位で指名 復活の舞台へ
<プロ野球ドラフト会議>◇23日 東農大北海道の最速147キロを誇るサイドスローの右腕、神宮僚介投手(4年=桐生第一)が、阪神タイガースから育成1位で指名されたこの指名により、今季セ・リーグを制した阪神の仲間入りを果たす権利を得たことが注目されている
神宮の変身
神宮投手は高校時代までは上手投げの投手であったが、大学入学後にフォームを改良し、腕の位置を下げるサイドスローに変化させたこのスタイル変更により、彼の投球スピードは最速147キロに達した
サイドスローは、体の側面から投球する投げ方で、ボールに独特の回転を与えやすく打者に対する変化球の利きも良いため、最近では多くの選手が採用している手法である
トミー・ジョン手術からの復帰
昨年7月に受けたトミー・ジョン手術は、肘の靭帯を再建する手術で、多くのアスリートがこの手術を経て高いパフォーマンスを取り戻しているただし、手術明けはリハビリやフォーム調整に時間がかかることが多いため、復活を果たした神宮投手の存在はチームにとっても大きな財産である
今後の目標
神宮投手は「育成から支配下を目指し、球団から必要とされる投手になりたい」と意気込みを語ったこれは育成選手から支配下選手に昇格するため、自身の実力を証明し続ける必要があることを意味している
また、彼が「ここぞっていう場面で任せてもらえる投手になりたい」と語ったことからも、自信と責任感を持ってチームに貢献したいという思いが伝わる
神宮投手が阪神から指名されたことは、彼の努力と実力が認められた証であり、将来が楽しみな選手であることを示しています。特に、フォームを変更しながらも146キロを投げる力強さは期待感を抱かせます。
キーワード解説
- サイドスローとは?ボールを投げる際に腕を横に下ろして投げるスタイルで、独特の回転をかけやすい。
- トミー・ジョン手術とは?投手が肘の靭帯を再建するための手術で、回復後に高いパフォーマンスを発揮する選手が多い。

