桐朋高・森井翔太郎選手が大リーグ・アスレチックスとマイナー契約を締結

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
昨秋のプロ野球ドラフト会議では、全国の若者たちがプロ入りの夢を実現させた中、一際注目を集めたのが東京・桐朋高3年の森井翔太郎選手だ

彼は進学校として知られる桐朋学園に在籍しながらも、野球の才能を発揮し、投打の「二刀流」として注目されている

森井選手は、2025年1月15日(日本時間16日)に MLB(メジャーリーグベースボール)のアスレチックスとマイナー契約を結んだ

身長184センチ、体重88キロの彼は、右投げ左打ちとして知られており、高校通算で40本塁打を超える打撃力を持つ一方、最速で153キロの速球を投げることができる

彼はプロのスカウトからも熱視線を浴びていたが、ドラフトを控えた段階で米大リーグへの挑戦の意向を明らかにした

その背景には父親の影響があり、幼少期から日本のプロ野球よりも大リーグの試合を観ることが多かったという

なかでも、米国の投手が160キロに迫る豪速球を投げる姿に憧れていた

小学校の卒業文集には「夢は大リーガー」との思いを綴っていたという

森井選手の選択は、若い選手にとって非常に勇気のいるものであり、伝統的なプロ野球の道を選ばず、直接海外挑戦するという大胆な決断がどのように実を結ぶか注目される。彼の冒険は、同年代の選手たちにも影響を与えそうだ。
キーワード解説

  • 二刀流とは? 野球において、投手と野手の両方をこなす選手を指し、特に成功を収めることが少ないため、非常に珍しい存在です。
  • プロのスカウトとは? プロ野球チームが選手を評価し、将来の才能を見出すために試合を観戦したり、選手に接触したりする専門家のことです。
  • マイナー契約とは? プロ野球における契約形態の一つで、メジャーリーグではなく、マイナーリーグのチームでプレーすることを目的とした契約です。
  • ドラフトとは? 一定の条件を満たした選手をプロチームが指名し、契約するための制度で、毎年行われます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。