高校通算19本塁打の石川大峨が中日に育成2位指名

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プロ野球(NPB)のドラフト会議が2025年10月23日に東京都内で開催され、静岡県の掛川西高校から石川大峨内野手(18)が中日ドラゴンズの育成2位で指名された

石川選手は高校通算で19本のホームランを記録した強打者であり、今後のプロでの活躍が期待されている

石川選手の名前が呼ばれたのは午後7時30分を少し過ぎた頃であり、練習場にいる仲間たちから歓声と拍手が沸き起こった

石川は「ホッとした

不安な部分もあったので指名されて本当にうれしい」と感極まった様子で語り、涙を浮かべながら仲間たちに感謝の言葉を述べた

経歴と成績

掛川西高校からプロ入りしたのは元DeNAの赤堀大智氏以来8人目であり、大学を経由せずにプロ入りしたのは1999年に横浜に入団した鈴木寛樹氏以来となる

身長1メートル87の恵まれた体格を活かし、右打ちの大砲として期待される石川選手である

怪我を乗り越えての挑戦

昨夏、高校の主力として甲子園に出場したものの、その後の県大会前に左手有鉤骨を骨折してしまい、公式戦でアピールする機会を失った

しかし、入院や手術、リハビリを経て強いスイングを取り戻し、体重も89キロから92キロに増量するなど成長を遂げた

プロへの意気込み

指名を受けた際、石川は「まずはベースをつくっていく

プロに入っても継続していきたい」と決意を語った

また、「責任と覚悟を持って、体も技術も少しずつ差を縮めていきたい」と語り、その覚悟を明言した

高校生活を振り返り、「何度も苦しい時間があったが、このチームでやり続けたこと全てが財産」と感謝を述べ、プロでの活躍を願っている

ファンをどのように魅了するか、今後の石川選手に注目が集まる

石川選手の成長とその努力は、特に怪我を乗り越えた点で非常に素晴らしいものです。彼のスマートなプレースタイルと大器晩成が期待され、プロの世界でどのように進化していくのかとても興味深いです。ファンとしても、彼がどのように活躍するか見守りたいと思います。
キーワード解説

  • 育成指名とは? - 育成指名は、選手の育成を目的とした選択で、本人の希望やチームのニーズを考慮して行われることが多い。
  • 有鉤骨とは? - 有鉤骨は手のひらの中にある小さな骨の一つで、負荷がかかると骨折することがある。特にスポーツでは注意が必要。
  • 強打者とは? - 強打者とは、長打を打つ能力が高い打者のことで、ホームランを多く打つ選手がこのカテゴリーに入る。

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