柴田選手は、15日に行われた自主トレ終了後に、前日の14日に自転車で出掛けて買い物に行った際、帰り道を見失ってしまったという
通常、片道10分の距離を、柴田選手は30分以上もかけて逆に迷走してしまった
「自転車で適当に行ったら、途中で高いビルが見えてきて、全然わからなくなってしまった」と柴田選手は回想する
行動範囲を広げるために最近自転車を購入した彼にとって、これは「いいロードワークになりました」と前向きに捉える一場面でもあった
また、柴田選手は迷子になったのがこの日が初めてではなく、6日の入寮時には羽田空港内で30分間迷った末に、タクシーを利用して選手寮に辿り着いたと言う
プロ9年目の自転車購入を通じて、「新しい環境に慣れて生活に必要な物も揃いました
私服はまだ買っていませんが、野球に集中しています」と自身の意気込みも明かした
「二刀流」の可能性に向けた挑戦
柴田選手は新たなチャレンジとして、投手とバッターの両方を目指す「二刀流」を志向しているしかし、「誰も正解がわからないから、自分の答えを見つけ出す必要がある」と、慎重に語る姿勢を見せている
高校時代には最速149キロを記録し、通算19本塁打を達成した才能あふれる選手であり、その成長に期待がかかっている
柴田選手の迷子エピソードは、若手選手の成長過程を象徴している。新たな環境での挑戦が彼にどのような影響を及ぼすのか、今後の活躍に期待がかかる。特に、冒険心が彼の成長を促す要因となることは間違いない。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球において、各チームが選手を選ぶ際に最初に選ぶ選手のことを指す。特に期待が大きい選手に与えられる呼称。
- 自転車トレーニングとは?:体力を高めるためのトレーニング方法の一つで、自転車を使って筋力や持久力をつけることを目的とする。
- 二刀流とは?:同じ選手が、投手と野手の両方の役割を果たすことを指す。近年のプロ野球では特定の選手によって注目されている。