この日、ドラフト1位指名を受けた佐々木泰内野手(22歳、青山学院大学卒)は、左肩の脱臼からの復活に向けて、入寮後初の対投手打撃練習に参加し、その回復ぶりを示した
佐々木選手の順調な打撃練習
佐々木選手はカープカラーのバッティング手袋とスパイクを装着し、鋭い打球音を響かせながら、次々と打撃を展開多くの報道陣や球団関係者、先輩選手たちがその豪快なスイングを見守る中、彼の表情は明るさを浮かべていた
肩の状態と今後の展望
「肩は問題ないしっかりケアしつつ、もっと追い込めていけたら」と語る佐々木選手は、昨年11月の神宮大会での肩の脱臼以来、慎重な調整を続けてきたが、年明けにはフリー打撃を再開した
この日の練習で行った46スイングからも、彼の長打へのこだわりが覗える
先輩からの高評価
練習を見た先輩選手の野間は、「いいスイングをしますねコンタクト率もよさそうです」と、高い評価を寄せている
打球角度についても言及し、長距離砲としての素質を感じさせた
新たなバットでの感触
大学時代と比べて、バットのグリップを若干細めにする改良を施した佐々木選手「今の自分の力が入れやすい細さにしました」と、その新たな相棒との好感触を伝えた
キャンプインへの思い
佐々木選手は、2月1日のキャンプインに照準を合わせている「キャンプが一番しんどい期間になると思いますし、追い込む期間になる
万全の状態で1日から入れるように、今は下地作りを頑張っている途中」と語り、フルスイングへの道のりを着実に進めている
広島カープの佐々木選手が順調に調整を進めている様子が伺えます。怪我からの復帰は時間がかかる場合が多く、選手自身のメンタル面でも大変です。しかし、彼の明るい表情や前向きな姿勢は、チームにも良い影響を与えるのではないかと思います。今後のキャンプでの活躍が期待されます。
キーワード解説
- 左肩脱臼とは?肩関節が外れた状態で、非常に痛みを伴う怪我です。再発やパフォーマンスへの影響が大きいです。
- フルスイングとは?バッティングにおいて全力で振り抜くことを指し、飛距離を最大限にするための打撃技術です。
- 打球角度とは?ボールが打たれた際の角度で、特に長打を狙う際には適切な角度であることが重要です。

