阪神・近本、連続安打と盗塁で日本シリーズ第1戦を制す

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阪神・近本、猛打で日本シリーズ第1戦を盛り上げる

2025年10月25日、みずほペイペイドームにて行われたSMBC日本シリーズ第1戦で、阪神タイガースは福岡ソフトバンクホークスを2-1で下しました

この試合で特に目を引いたのが、阪神のリードオフマン近本光司選手の活躍です

彼は、3回のバッティングで左前打を放つと、6回にはタイムリーヒットと盗塁を決め、チームの勝利に大きく貢献しました

試合は初回からソフトバンクが先制しますが、阪神はすぐに冷静さを保ち、近本が自らのバッティングで流れを変えました

彼は6回、カウント2-2から有原航平投手のチェンジアップを見事に捉え、出塁に成功

これが重要な局面での同点へと繋がったのです

特筆すべきは、近本の「足」を使ったプレーです

無死一塁から次打者・中野選手への初球で投手のモーションを完璧に盗み、スムーズに二塁へ進塁しました

これも注目される「盗塁」技術の一つで、選手が相手投手の投球モーションを観察して素早く走り出すことです

中野選手によるバント安打で三塁に進み、森下選手の内野ゴロで同点の生還を果たしました

近本選手は試合後、「(安打と盗塁が)勝ちにつながったのは大きい」と振り返り、次戦に向けての意気込みも語りました

彼の日本シリーズでの安打は、オリックス戦から数えて6試合連続となり、通算安打数は16本となりました

これにより、阪神の歴代選手の中でも特に打撃成績が優秀な選手の一人となりました

今回の試合で近本選手が見せた攻撃力と冷静さは、特にリードオフマンとしての役割を果たしていました。盗塁によって次の塁に進むことで、チーム全体の士気も高まった印象です。今後の日本シリーズでの彼の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • リードオフマンとは? 試合の最初の打者で、出塁率や盗塁技術が重要視される選手を指します。
  • 盗塁とは? 走者が投手のモーションを見極め、次の塁に進むプレーのことで、試合の流れを変える重要な要素です。
  • タイムリーヒットとは? 得点につながる安打のことを指し、特に試合の勝利に直結する場面でのヒットが注目されます。

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