札幌日大の窪田洋祐がオリックスから4位指名、19年ぶりの快挙

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2025年10月23日、プロ野球ドラフト会議が開催され、札幌日大の窪田洋祐外野手(18)がオリックスから4位指名されるという慶事が舞い込んできた

この瞬間、窪田本人だけでなく、周囲にいた部員たちからは歓声が上がり、彼の活躍を喜ぶ祝福の声が響いた

札幌日大からのプロ野球選手のドラフト指名は、2006年にロッテから3位指名された黒崎将人投手以来、なんと19年ぶりの出来事である

窪田は、「安心感とうれしい気持ちと、とにかく良かったという思い」と色んな感情を一挙に表現し、満面の笑顔を浮かべていた

また、窪田は今年5月に小学校時代の恩師である伊部憲幸さんを亡くしており、その事実は彼にとって非常に深い意味のあるものであった

窪田は、伊部さんに「指名されたら一番に報告したい」と思っていたが、その報告は果たすことができなかった

それでも、彼は最高の姿を見せられる機会を得た

さらに、同チームで監督を務め、彼に野球の基礎を教えた喜多村茂樹さんも一昨年に亡くなっており、窪田にとって支えとなった数々の人々の存在が彼の心の中には今も刻まれている

父の裕司さん(54)は、窪田が「彼の基礎をつくってくれた人」と述懐している

窪田は、「地域への感謝を忘れず、何かの形で恩返ししていきたい」との思いも語り、将来の目標に向けた決意を新たにした

高校時代には投手と外野手の二刀流として活躍していたが、オリックスから外野手として指名を受けたことを受け入れ、「何かを起こしてくれる選手」となる目標を持っている

スイングスピードは164キロ、垂直跳びは89センチという優れた身体能力を生かし、球界を代表する選手を目指す

窪田洋祐選手のオリックスからの指名は、札幌日大にとっても歴史的な瞬間です。恩師への思いや感謝の気持ちを胸に、これからプロの世界でどのように成長していくのかが楽しみです。地域への恩返しの視点を持っているのも、彼の人間性の素晴らしさが表れています。
キーワード解説

  • ドラフト会議とは? プロ野球選手がチームに指名される重要なイベントを指します。選手の将来を決定づける出来事です。
  • 二刀流とは? 野球選手が投手と野手の両方で活躍することを指し、日本では大谷翔平選手などがその代表例です。
  • スイングスピードとは? バッターがバットを振る速さを指し、選手の打撃力やパワーに大きく影響を与えます。
  • 垂直跳びとは? 地面からどれだけ高く垂直に跳べるかを測る指標で、選手の身体能力を示す重要な数値です。

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