中日ドラフト指名を受けた明秀学園日立高の能戸輝夢選手が抱負を語る
2025年10月23日、プロ野球のドラフト会議において、明秀学園日立高の能戸輝夢選手が中日ドラゴンズから4位指名を受けた能戸選手は図書室でスマートフォンを通じてこの吉報を受け取った瞬間、驚きと喜びのあまり椅子から立ち上がってしまったという
「まさか自分が選ばれるとは
本当に驚いて…
図書室を1分間くらい、うろちょろしていました」と、初々しい表情で語る能戸選手
彼はプロに入った際には、母親に恩返しすることを一番の目標にしていると力強く宣言した
高校時代の実績とその能力
能戸選手は高校通算で15本塁打を記録する左打者で、思い切りのいいスイングで広角に長打を放つ技術を持っているまた、高校2年生の冬までは投打二刀流としてプレーしており、遠投100メートルの強肩と55メートルを約6秒で走るスピードも併せ持つ実力者だ
明秀学園日立高の金沢監督は、「細川選手は遠くへ飛ばす力がずば抜けていたが、能戸選手のトータルなポテンシャルは上回っている」と太鼓判を押している
先輩との繋がりと今後の展望
彼には中日の主砲・細川選手が高校の大先輩であり、能戸選手は「少しでも近づいて、追い越せるように」と意気込んでいるドラフト指名の後、金沢監督が細川選手に直電した際、能戸選手はその場で緊張しながらも「一緒に頑張っていこう」と声をかけられ、先輩との絆に笑みを浮かべた
能戸選手は、北海道帯広市出身であり、日本ハムで活躍した新庄剛志監督に憧れて野球を始めた
彼の夢は「中日を『打のチーム』に自分がなること」であり、積極的なプレーでチームに勢いをもたらすことを目指している
プロへの第一歩を堂々と踏み出す姿勢が印象的だ
能戸輝夢選手のプロフィール
| 生年月日 | 2007年5月15日 |
|---|---|
| 出身 | 北海道帯広市 |
| 球歴 | 音更町立木野東小3年時に木野東ブルーサンダーズで野球を始める 中学時代はとかち帯広リトルシニアに所属 明秀学園日立高1年秋からレギュラー 3年夏の茨城大会準々決勝では怪我で欠場 |
| 趣味 | 音楽鑑賞(ヒップホップ、西野カナ、尾崎豊) |
| 好きな食べ物 | すし(エビ) |
| 目標とする選手 | 新庄剛志 |
キーワード解説
- ドラフト会議とは?プロ野球選手になるための選択が行われる場で、各球団が新しい選手を選ぶ大切なイベントです。
- ポテンシャルとは?選手の持つ能力や可能性のことで、将来的に成長や活躍が期待される状態を指します。

