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ソフトバンク今宮、極寒の川で寒行を行い心身を鍛練

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ソフトバンクホークスの内野手、今宮健太選手(33)が15日未明、兄が住職を務める大分市の一心寺で寒行を行いました

寒行とは、冷たい水の中に入って心身を清める修行であり、選手たちが新シーズンに向けて心構えを整える重要な儀式です

今年は特に、護摩行にも挑戦し、精神的な緊張感を持つための新たな試みを実施しました

今宮選手は、ふんどし一丁の姿で冷水を体に浴び、冷たさが厳しい川の水温は5度にまで低下しており、多くの選手がこの過酷な環境下で心身の鍛練を図りました

彼は「やっぱり一年の始まりは、これ」と語り、護摩行では約20分間、無心で炎を見つめることで集中力を高め、更なる成果を目指していることを強調しました

昨シーズンは、133試合に出場し、ベストナインにも選ばれた今宮選手は、復帰を果たした後はレギュラーの座を死守し、リーグ連覇や日本一奪回に貢献してきました

しかし、ゴールデングラブ賞は最後に叶ったのが2017年であり、チーム内には新たな選手の登場もあり、非常に競争が激化しています

また、同じく寒行に参加した周東佑京選手(28)は、左膝の手術後も復活を果たし、「けがなく健康第一

この寒行は良いアイシングになった」と明るい表情で語りました

寒行は、家内安全や無病息災を祈願する意味があり、このような伝統的な儀式に参加することで選手たちは精神的な強さを養っています

寒行の意義と今宮選手の意気込み

今宮選手は、寒行を通して「新しい選手も入る中で、レギュラーを守るためにはまず開幕から出ることが大切」と語り、競争に懸ける意気込みを見せました

ビジョンは明確で、「結果が一番大事な世界なんでね」とし、個人の成績に対する強い意志を表明しています

今宮選手の寒行への参加は、プロ野球選手としての精神的な強さを育むための重要な行動です。特に寒水に入るという試練は、選手たちが厳しい競争やプレッシャーに耐える力を培うためのものと考えられます。また、護摩行を通じて無心になり、新たな決意を固める様子からは、自身の向上心が伺え、今後のシーズンに向けての期待が高まります。
キーワード解説

  • 寒行とは?: 寒行は、冷水や氷水に入る修行で、心身を鍛え、精神的な強さを高めるための方法です。特に、仏教の修行で行われ、身体だけでなく心も清めることを目的としています。
  • 護摩行とは?: 護摩行は、炎の前で祈りを捧げる修行で、煩悩を払い、精神を集中させる効果があります。特に、無心で行うことで深い精神的境地に至るとされています。
  • ゴールデングラブ賞とは?: ゴールデングラブ賞は、プロ野球選手による守備において優れた技術を評価する賞です。選手が守備での活躍を重視していることを示す重要な賞です。

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